今回は物置の選定に関する記事になります。
我が家がナイソーシスターに決めた結論から書くと、「虫が入り難い気密性」「庭の通路に収まるサイズ」「数十年使用できる耐久性」を目指し、
下記5つのポイントからイナバのナイソーシスターに決めました。
1.扉の合わせ目にパッキンが施工してある
2.扉の上下にシール材が施工してある
3.戸当たり部分にモヘアが施工してある
4.奥行きが600mm前後のサイズがある
5.イナバは鉄板が厚く、しっかりした構造である
本記事では、「一般的な物置の選び方」を確認し、その後特に「虫が嫌いな方へ向けて断熱物置の選び方」のご紹介をしていきます。
一般的な物置の選び方
素材
素材 | 特徴 | メーカー |
木製 | 耐久年数が高くデザインが豊富。 但し腐食しやすいのでマメなメンテが必要 | ガーデンガーデン |
樹脂 | 紫外線下では耐久性が低い。 平らな面にしか設置できない。 デザインが優れたものが多い | KETER SUNCAST ライフタイム |
FRP | 耐久性が高くメンテフリー。 デザインが優れたものが多い | ディーズガーデン |
金属 | 耐久年数高く、強度も高い。 最近の合金系ならメンテは殆どいらない。 デザインは多くを望めない。 | イナバ ヨドコウ ダイケン マツモト タクボ ABSCO |
物置にデザインを求めないなら、金属製のイナバ、ヨドコウ、タクボといった3大メーカーの商品が無難とのことです。
サイズ
自転車をいれるか?
色々なタイプがありますが、奥行きは1500mm以上が多いようです。
タイヤをいれるか?
20インチのタイヤの外径が680mm程度なので、最低でも奥行き750mm以上は確保した方が良いかと思います。
長物(釣り竿、ゴルフバック、ボード等)をいれるか?
棚割が「長物収納タイプ」「全面棚タイプ」の2通りあるので、「長物収納タイプ」を選択し、高さをh必要なだけ確保すれば良いかと思います。
上記以外
物置3大メーカーならあらゆるサイズがありますので、設置スペースと収納予定物に合わせた購入が可能です。
メーカー
「素材」の項目でおしゃれな物置メーカーにも触れましたが、ここでは金属製の3大メーカー+おしゃれなマツモト物置についてだけ特徴を紹介します。
メーカー | 素材 | 特徴 |
イナバ | 溶融亜鉛メッキ鋼板 | 構造が頑丈 |
ヨドコウ | ガルバリウム鋼板 | 素材は最も耐久性が高い |
タクボ | 特殊亜鉛鋼板 | イナバ、ヨドコウより若干安い |
マツモト | 溶融亜鉛メッキ鋼板 | おしゃれ |
大手メーカーのような、「雨水への対応や、堅ろう性、通気性」を確保しつつ、おしゃれな物置が欲しい方にはマツモト物置がお勧めということになろうかと思います。
虫が嫌いな方へ向けて断熱物置の選び方
ここからは少しニッチな話にはなります。
物置には、「季節家電や防災用具など、暑さ対策や結露対策」が必要なものを収納するための断熱物置というものがあります。
普通の物置との違いは、断熱材の有無の他に、気密に気が遣われているかどうかということがあります。
つまり普通の物置は、扉を閉めていても、隙間が有り、虫が侵入する可能性があるのでは?と考えてしまいました。(検証していません)
そこで、断熱物置のラインナップがあるイナバとヨドコウで、我が家の建物脇に設置できるサイズのナイソーシスターとエポミニの気密処理の比較をしてみました。
ヨドコウのエポミニの気密処理
下の写真の通り、「開口部の両側にパッキンを採用し、ホコリの浸入を軽減します。」
とHPでは紹介されていました。
開き戸において隙間は開口部の両側だけでしょうか?
イナバのナイソーシスターの気密処理
下の写真の通り、扉の上下、扉の合わせ目、戸当たり部分に気密処理をしている記述がありました。
エポミニとナイソーシスターの比較結果
中々実物が置いてあるショップを見つけられなかったので、カタログ情報から、より気密に気を遣っていそうなナイソーシスターにすることにしました。
ナイソーシスター使用レビュー
下に購入した現物の写真を添付します。
一応謡われていたシール材類は施工されていることは確認できました。
これらがどれほどの効果を発揮しているか、確信は無いですが、一応使用して数か月、扉を開けて虫とご対面という状況にはなっていないです。
念のために断熱物置を買って良かったと思うことにしています。。
使用して半年後、虫は入ってこなかったか?
2022年の初夏に物置を導入し、2023年1月の現在、本断熱物置の狙いどおり、物置の中に虫の侵入は一回も許してはいません!!
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