今回は我が家のアイデンティティである土間サロンを動画で紹介してみます。
土間サロンは「和風コンサバトリー+雑木の庭」をコンセプトにした空間になります。
コンサバトリーとは?どのような目的の空間なのか?
コンサバトリーはイギリスで18世紀ごろ生まれた住宅スタイルで、ガラス張りの多目的空間を意味します。
庭に大きく張り出し、一つの部屋ほどの広さがあり、伝統的には植物や果物を保存・栽培するための場所としての役割がありました。
現代では日光を多く感じられるだけではなく、風通しや虫除け等の居住性も整えられ、外と住宅をつなぐ開放的かつ快適な空間として、日本でも発展しつつある居場所になります。
日本のハウスメーカーが提案しているコンサバトリー(半外空間)
日本の大手ハウスメーカーで最もコンサバトリーのような半外空間の提案が豊富なのは、三井ホームでは無いでしょうか?
下の記事でも以前ふれましたが、洋風のデザイン、生活スタイルが得意なだけあり、数々の商品群で半外空間を提案しています。
コンサバトリーに一番感覚が近いのは以下のラナイでしょうか?
リビングよりも、もっと外の空気、風を感じつつ、屋内の快適性を両立させています。
家と一体で建築の一部として統一感を持ってデザインされており、普段の生活をより豊かな感覚で包んでくれるかと思います。
リクシルが提案している後付け可能なコンサバトリー(ガーデンルーム)
リクシルは、家を建てた後でも、エクステリア工事としてコンサバトリーのような空間(ガーデンルーム)を商品として施工してくれます。
中でも「暖蘭物語」という商品は、イギリスの伝統的なコンサバトリーのような空間を導入してくれます。
コンサバトリーの使用用途
実家にも、この「暖蘭物語」がありました。その時の使用用途は下記の通りでした。
・外の空気を感じながら家族で朝食や昼食をとる ・冬に、日光で温められたサンルームとしての居場所にする ・来客時にお茶を飲む憩いの場にする ・休日にゆっくり読書をする ・猫が毎日入りたがる猫ルームになる
あるのとないのでは大違いの、豊かな生活の場所になります。
和風のコンサバトリーといえる土間サロンの紹介
和風のコンサバトリー土間サロン誕生の経緯
上記のような実家での体感があり、我が家でも是非ともコンサバトリーを取り入れたいと考えていました。
但し、リクシルの暖蘭物語にしても、一部屋つくるくらいの費用がかかります。
それならば、最初から建築として作ってしまいたいと思いました。
できることならば、三井ホームのラナイの様に、住宅と統一性をもったデザインで。
和風のコンサバトリーなんて、一般的には、更には住宅には殆ど存在もしていません。
ですがそこはやはり旅館やお寺の設計もされている、建築家の奥野さんでした。
細かい要望等は全く出さなくても、下の記事のような理想的な和風のコンサバトリー、「土間サロン」を設計して下さいました。
土間サロン動画の紹介
二次元では、この土間サロンで最も大切な空気感までは中々伝わらないかと思いますが、休日の秋風が強い朝の土間サロンの動画をご紹介します。
こちらは縦構図の動画
こちらは横構図の動画
以上になります。土間サロンは雑木の庭の季節や成長等の移り変わりと共に、魅力が多様化していきますので、また景色が変わるころに第二弾をご紹介していきます。
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