・旅館やお寺も設計する奥野が設計したリビングが見たい
・無垢の東濃桧を使用した化粧梁が見たい
・ダイニングを兼ねた小上がりの畳リビングが見たい
・幅広長尺のナラの挽板フローリングが見たい
・大開口木製サッシ、夢まどが見たい
・ロールスクリーンや簾で雰囲気を変えられるウインドウトリートメントが見たい
・ロールスクリーンに映る、雑木の庭の巨大影絵が見たい
・建築家と造園家がコラボした、リビングと庭の繋がりによる杜の景色が見たい
今回はリビングダイニングの写真をアップしています。
リビングを二階からの吹き抜け越しに眺めた記事は下記になります。
上記お勧めに書いた様に、リビングには、建築家と匠の工務店、造園家による沢山の見所が詰まっていますので、是非ご照覧下さいませ。
リビングの構成と使い方
リビングの構成は以下の通りです。 ・小上がり畳部(メインダイニング) ・リビング階段 ・フロア部 ・ファミリーダイニング部(朝食や家事の合間休憩など)
我が家のリビングの特徴としては、【家づくり】テレビを見ながら食事する人必見。リビング小上がり畳ダイニングがお勧めな5つの理由!に書いた様に、ダイニングをご飯を食べる場所としてだけではなく、ごろごろ寝転がれるように、広めの小上がりにして居場所としても活用していることです。
フロア部は幅広長尺のナラの挽板によるフローリングになっており、ラウンジチェアや二人掛けのソファがサイドテーブルを携えて居場所となっています。
床材の詳細については【家づくり】床材の選び方!!無垢かシート?樹種?より大事にすべき仕様選定のディテールとは?に記事にしていますので、ご照覧下さいませ。
特別な見処
無節東濃桧の化粧梁
天井の化粧垂木は、「東濃桧」の中でもトロ中のトロと言える無節部位を木取りし、低温長時間乾燥することで乾燥焼けが無いように仕上げた「極上品」になっており、非常に美しいです。弘栄さんありがとうございます。
手造り簾戸と木製サッシ夢まど
こちらは奥にリビング階段を臨みます。窓には簾を組込んだ格子戸をかけられるようになっています。下呂の建具屋さんお手製です。完全に遮光したいときはロールスクリーンを下ろします。
秋冬には幅5m高さ2mに及ぶ巨大な影絵を楽しむことができます。
【内覧写真】雑木の庭の恩恵!秋冬のリビングに10平米の巨大アート+和室に美しい影模様!
景色を取り込みたいとき、籠もりたいとき、気分に合わせて窓廻りを調整できます。
リビングの大開口窓は、メーカー製木製サッシ(夢まど)です。開閉機構はヘーベシーベで簡単に開け締めでき、高気密が担保されています。
見た目良し、温熱良しのサッシです。
磨き杉の丸太柱と造作飾り棚
この丸太柱は構造上必要な柱なのですが、綺麗に磨かれており、意匠材のようにすっきりしています。
右側の飾り棚はやはり造作もので、取手一つとっても削り出しで質感もデザイン性もとても高いです。
また、写真右奥の照明エリアはファミリーダイニングになります。
造作飾り棚やファミリーダイニングの詳細については下記記事でご紹介しています。
リビングの家具などインテリアについては、別途アップしています。
ここではリストだけ列挙しておきます。
家具 | メーカー/工房 | 型番 |
二人掛けソファ | さしものかぐたかはし | futon sofa |
サイドテーブル | 高山ウッドワークス | WA04 |
ラウンジチェア | カールハンセン | CH44 |
座卓 | 柏木工 | オーダーテーブル |
座椅子 | 天童木工 | T-5845WB-NT |
将来的に、階段下にワークスペースを設けたり、壁にアートを飾ったりしていけたらと構想中です。
リビングから見える雑木の杜の景色
最後に、内覧の記事ではありますが、リビングからの景色を一つご紹介します。
雑木の庭は、造園家のJINENさん曰く、「出来立てよりも2年3年と時の経過と共にどんどん良くなっていく」らしいです。
とはいえ、まだ一年目の景色も杜感が既に発揮され、カーテンを全開にすると大変心地よくなります。
内と外のつながりの写真は下の記事でも紹介しています。宜しければご覧下さいませ。
降雪時は旅館のような趣の景色に変わります
【外観写真】旅館のような佇まいを演出するライトアップされた積雪の雑木の庭に書きましたが、名古屋でも年に2~3回、積雪する日があります。
そんなときは下の写真のように、杜の景色から、旅館の中庭のようにしっとりと落ち着いた雪景色を愉しめるようになっています。
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