【インテリア6】一枚板、接ぎ板、突板ダイニングテーブルのお勧めと柏木工に決めた4つの理由

柏木工のオーダーテーブル インテリア家具
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本記事がお勧めな人

・ダイニングテーブルにおいて、検討すべき仕様が知りたい
・ダイニングテーブルの最高峰、ニングルに興味がある
・一枚板のテーブルを安く買える所が知りたい
・接ぎ板、突板のテーブルの良いところが知りたい
・テーブルの塗装の種類と特徴が知りたい

今回は、「ダイニングテーブル」を柏木工のオーダーテーブルに選定した経緯をご紹介します。

我が家では【家づくり】テレビを見ながら食事する人必見。リビング小上がり畳ダイニングがお勧めな5つの理由!に書いた様に、小上がりの畳ダイニングという間取りにしています。

小上がり畳ダイニングに至った経緯

・テレビを見易いリビングにダイニングスペースを設けたい
・リビングにダイニングスペースを設けるならば、何か特別感が演出できる設えにしたい
・慣れ親しんだ床座生活を満喫したい

リビングの小上がり部の家具は、「ダイニングテーブル(座卓)」「座椅子」「テレビボード(造作)」「飾り棚(造作)」の構成です。

それでは詳細をご紹介していきます。

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ダイニングテーブルの仕様検討項目

使用検討項目は
・天板において
 素材/厚み/断面形状/長さ/幅/塗装
・脚において
 素材/形状
といったところでしょうか。

ここでは、各項目の簡単な説明に留めます。
詳細は別途「ダイニングテーブルの選び方」として記事にしてご紹介する予定です。

素材と厚みについてのみ簡単に書いておきます。

素材

木製のテーブルの素材は、「樹種」「柾目」「板目」「無垢一枚板」「無垢接ぎ板」「突板」の6項目から性情が決められます。

樹種

栃、杉、ヒノキ、オーク、ナラ、桜、栗、ケヤキ、タモ、クスノキ、ウォールナット、カエデ、モンキーポッドなど

柾目

木材の中心部分を切り出した直線的な木目を柾目という

板目

木材の中心部分を切り出した年輪模様の木目を板目という

無垢一枚板

一本の木から切り出して、接がずに天板にしている

無垢接ぎ板

切り出した木材を接いで天板にしている

突板

0.2mm程度の木のシートを芯材に張り付けて天板にしている

厚み

天板の厚みは、見た目の印象を大きく左右します。
一般に薄い方がすっきり見えます。

選んだ素材が「無垢一枚板」「無垢接ぎ板」「突板」かによって、厚みに制約が出てきます。
例えば無垢一枚板は、天板が薄いと反りが発生する為、40mm以上が好ましいです。

これが「無垢接ぎ板」になれば隣同士を反りが逆向きになる接ぎ方にすれば、一枚板より薄くしても反りを抑えることができます。

なので、厚みの制約から、素材を決めることもあるかと思います。

我が家のテーブルの仕様

柏木工のテーブルの仕様は以下の通りです。

・天板 素材:オーク柾目 厚み:28mm 断面形状:ストレート面 長さ:1800mm 幅:900㎜
    塗装:オイル
・脚  素材:オーク 形状:4本角脚

選定基準は最初は無く、紆余曲折を経て「オークの柾目」「重すぎない」「角足」「ストレート面」「価格」というポイントを経て、現在の決定になっています。

それでは、検討の経緯を順を追ってご紹介致します。

柏木工のオーダーテーブルに至った経緯

初めは家具工房ニングルに一目惚れ

奥野さんからのダイニングテーブルの当初のご提案は、木工作家さんにオーダーしたらどうかというものでした。そんな話を胸に、ふと岐阜県可児市の万寿実家具で、家具工房ニングルのテーブルに出会いました。天板は「隠し雇い実接ぎ」という特殊な接ぎの技法で、2枚のニレの木目が圧倒的に美しく描かれていました。厚みも薄く、スマートです。

店主にお話を伺うと、このテーブルはあの住宅建築の巨匠の「横内俊人」さんもよく採用されているとのことでした。

出会った瞬間一目惚れでしたが、、「価格が予算の2.5倍程度」ということもあり諦めました。。

ちなみにこの万寿実家具で、ヤッラ社の「シエスタ」という抜群の座り心地のチェア、ロゴバキリムという上品で美しいキリムの存在をしることができました。また店主は日進木工が好きなようでした。

一枚板の検討

三井ホーム展示場の和室で一枚板の座卓をみて憧れたこともあり、一枚板も検討してみました。

色んな販売店をネットで探して、現物も見にいってきました。
その中で、「栃」が美しく良さそうだと思いましたが・・・、普通に探したり店主に話を聞くと、
欲しい質感のものはとても手が出る価格では無さそうでした。(予算は20万で設定)

そんな中、1店舗、栃の一枚板の圧倒的な「質と量」の在庫をもつ、岐阜県の上杉木材店さんという所を発見しました。

こちらは岐阜の木材市場を運営する立場の卸でもある、木材の最上流のお店でした。

社長の奥様が接客して下さり、乾燥炉から出したばかりの在庫から、即座に私が欲しい一枚板を何枚か見繕って下さりました。価格も予算内です。

ここで決定かと思ったのですが・・・、一枚板を実際に持たせてもらったのですが、「重い」、、ということに気付いてしまいました。一枚板で反りやねじれを防ごうと思うと、ある程度の厚みが必要になり、重くなってしまうとのことでした。。

あとは、やはり一枚板は空間における主張が強いので、他の家具の選定が難しくなることもあり、諦めることにしました。

東海地方近辺で、一枚板を検討されるなら、上杉木材店さんはお勧めだと思います。

メーカー品接ぎ板、突板テーブルの検討

この一枚板を諦めた頃になると、家具を安く買うためにあるショップでまとめて購入する話が出てきており、そうするとメーカー製のテーブルを検討する必然性が出てきました。
(家具を安く買った方法は別途記事にします。)

テーブルに求める要件も固まってきました。

  • 「軽いこと」→ 突板か接ぎ板
  • 「他の家具を邪魔しないスッキリしたデザイン」 → 柾目、ストレート断面
  • 「部屋の色や畳と調和する素材」 → オーク
  • 「ソファーからテレビ方向をみて、視線が抜ける」 → 角足

飛騨産業、マスターウォール、柏木工にヒアリングをしたところ、全てを満足し、かつ価格も1割以上安かった柏木工のオーダーテーブルにすることにしました。

塗装について

因みに濡らしやすいダイニングテーブルですので、ウレタン塗装と迷いましたが、現在のオイル塗装でも、食事の後にさっと拭けば、特に染み等の汚れは残らず使用できています。

但し、最近のウレタン塗装は昔と違って変なテカリも無くせますし、見た目の質感もオイル塗装に引けを取らないモノが多いので、オイル、ウレタンのどちらでも良いのではないか思います。

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