今回は我が家のアイデンティティと言える土間のご紹介です。
この空間は、実家のコンサバトリーという半外空間で、お茶や食事を楽しんだりただ猫とゆっくりしたりという心地よい体感を元に設置されています。
また、次の3要素によって「ただそこに居るだけで良いと感じられる」空間になりました。
・旅館の設計もされている奥野さんによって、たっぷりと非日常的な情緒を感じられる設計 ・日本有数の左官職人や建具屋、棟梁を有する弘栄さんによって完璧な手仕事の施工 ・雑木の庭を愛するJINENさんによって、ユニット毎のコンセプトが組上げられた緑溢れる景色
ここでは、長い時間でも大切な人達がゆったりと過ごせるように家具も気を付けて用意しました。
それでは詳細をご紹介していきます。
土間の位置と構造
土間は下の写真のアプローチの左側に位置し、母屋とはベンチが置いてある外土間と屋根で繋がっています。
こちらは以前も紹介しましたが、土間を正面からみた写真になります。
緑一色だった景色も、秋には色が増えて華やぎます。
そしてこちらも紹介済ですが、外土間から土間越しに庭を見た写真になります。
以上のように、三方がガラスに囲まれ、正面を大きな引き戸とすることで、外を間近に感じられる構造になっています。
土間の内部
土間の中から外を見た写真になります。
こちらは土間の中から外土間を見た写真で、三方のガラスには竹経木の簾をかけることができます。
左に見えるドアはトイレになっています。
土間にはネットワークにつながったテレビが置いてあり、長時間の滞在も想定してトイレと洗面もあります。
こちらのテレビで土日の朝等にYOUTUBEで音楽を流しながら、庭を眺めるという愉しみ方もできます。
板塀と植栽により、土間も人目を気にしなくて良いので、簾は日除けが欲しいときや、気分転換での使用となります。
今後茶器等を飾ったりして彩ってみたいところですが・・・
時間を掛けて充実させていきたいと思います。
土間サロンの楽しみ方
庭との一体感を感じる楽しみ
椅子やデイベッドから、鳥や風の声を聞きながら、ゆったり楽しむことができます。
バードウォッチング
庭との近い距離感を活かしつつ、鳥の警戒心からは隠れてバードウォッチングをすることができます。
現在庭に遊びに来る鳥は、メジロ、ヒヨドリ、ハト、スズメなど。
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