今回は意匠面では無く、生活する上で実用上どのポイントを抑えて間取りが出来ているかを紹介していきたいと思います。
それでは詳細をご紹介していきます。
①洗面と脱衣所は分ける
これは家族構成だったり、年齢だったりによっても大いに意見が分かれるところだと思いますが。。
洗面脱衣が同じ部屋、別れた部屋両方に住んでいた経験からすると、、
「分かれていた方が洗面使用の時間帯の制約が無く非常に楽」
でした。
特に夜等、お風呂に入りたい人と歯磨きしたい人の時間が被りがちかと思います。
朝は朝でシャワーを浴びる人と身支度したい人の時間が被るかもしれません。
分けられるなら分けるに越したことは無いように思います。
②物干しは風呂場や脱衣所やリビング等で実施せず、独立した部屋とする
これは、お風呂の乾燥機を使ったり、脱衣所やどこかの部屋にホスクリーンを使ったりで物干しと兼ねることはありがちだと思います。
但しデメリットも結構あるのかなと思っています。
一方洗濯動線も考えると、脱衣所と兼ねるのは確かに理にかなっているようにも思えます。
個々それぞれの好みの部分が大きいですね。。
あと意外と忘れがちだと思うのが、脱衣所と物干しを兼ねなければ、脱衣所はコンパクトにしても必要十分な空間になります。
下に脱衣室の図面を置いておきます。
我が家では脱衣する空間としては1400×1200程度、1畳弱の面積ですが、十二分に事足りています。
脱衣スペース上側の収納は1200×520程度の腰収納と吊り棚があります。
脱衣スペース下側は洗濯機と吊り棚があります。
トータルで2畳弱になります。
ネットではお勧めの広さが2畳とありましたが、我が家の広さで十分に感じます。
ネットでは物干しを兼ねるなら、この2畳に+2畳がお勧めとありました。
それだと、下に我が家の物干し部屋の図面を置きますが、1200×2550程度で、2畳弱となり、同程度になります。
つまり、脱衣所に十分なスペースの物干し空間をつくろうとすると、独立した物干し部屋と同じ面積分脱衣所を広げないといけないことになります。
そうすると、脱衣所と物干し部屋を兼ねるデメリットが無い分、独立した物干し部屋をつくるのはコスト的にも悪くないのではと思います。
因みに下に物干し部屋の写真を載せますが、部屋の幅1200では、物干し竿が二本掛けられ、ハンガーが隣同士や壁と干渉しない間隔が取れます。
③タオル・部屋着・下着類の収納は脱衣所に設ける
これは生活動線上必然だとは思います。先程の②でも記述した、脱衣所の収納に、タオル・部屋着・下着類を入れても4人分程度なら十分だと思います。収納するものを厳選すれば+2人程度は十分可能です。
④ファミリークローゼットを独立した部屋とする
これは洗濯動線的には洗濯乾燥機がある脱衣所が一番よいとは思います。
しかし、出掛けや帰りの身支度とお風呂との干渉を防ごうと思うと、独立した部屋の方が便利が良いです。
下に図面を置きますが、1400×1700程度、1.5畳程度の広さになります。
ここに、掃除道具やルーター、カバン等も置いていますが、季節ものの服ならば十分に収納できます。
また下に写真を置きますが、扉を閉めて中で着替えるスペースもあります。
以上になりますが、残りの⑤~⑩の間取りのポイントは下の記事になります。
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