本ブログでは、「設計事務所」「工務店」「造園家」三者による家づくりの経緯や暮らし方含めて情報提供していきます。
我が家は3者の方々の協業により、建築と庭の調和を評価するユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞することができました。
初めての方は【家づくり】ユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞した建築と庭が一体の土間庭の家を紹介!!の記事からご覧下さいませ。
今回は夏に咲く貴重な樹である、シャシャンボの開花をご紹介していきます。
植栽1年目は開花しなかったので、2年目の今年が初めての開花になります。
初春から梅雨までほぼ途切れることなく続いていた我が家の開花リレーも、前回のヤマアジサイから3週間を経ての開花となっています。
それでは、アセビやブルーベリー、ドウダンツツジのような釣鐘状に咲く、シャシャンボの開花をご紹介します。
・シャシャンボの植生が知りたい
・シャシャンボの開花の様子が知りたい
シャシャンボの植生
・ツツジ科スノキ属の常緑小高木
・樹高は最大5m程度
・漢字は小小坊
・花期は7月
・花言葉は「実りある人生」「知性」
・花後に結実し、9月頃に青く熟す
・実は甘くて美味しく、生でも食べられる
・水やりは天気任せで大丈夫
・日当たりを好む
・耐寒性はあまり高くなく、冬に葉が変色し易いが、新緑の季節に生え変わる
・葉や枝が込み入ってきたら剪定する必要がある
・病害虫はイラガ、カイガラムシに気を付ける
・挿し木や実生で増やせる。実生の方が成功確率は高いが、実ができるまでは年月がかかる。
シャシャンボの開花の様子
多くの木々が花芽を蓄えている4月、シャシャンボにはまだその気配は見えませんでした。
花芽は見えませんが、葉の新芽のみ増えてきています。
5月初旬の初夏に入っても、立ち姿は変わりません。
6月になって漸く、紐のような花芽が一気に芽吹いてきました。
そしてついに6月下旬、全ての枝から開花しました。
花の形はアセビやブルーベリー、ドウダンツツジとそっくりですが、大きさは最も小さいです。
しかしその小ささを補うかのように、本当に全ての枝から開花し、とてつもない花の数を魅せてくれています。
ブルーベリーと同じく下向きに咲いているので、花の中身は下から覗かないと見えません。
花の後は・・
花後には実がなり、9月以降に熟していきます。
花だけでなく、実もブルーベリーそっくりで、味もかなり美味しい部類だとのこと。
また実が成った頃にご紹介していきたいと思います。
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