今回は、下の雑木の庭のまとめ記事、及び下の2枚の写真で紹介した、アプローチ部リビング前の植栽の詳細になります。
今回はアプローチの右側、リビング前のエリアに限定してご紹介していきます。
時間帯毎の庭の美しさ
朝日と夕日のカーテンとなるコナラの樹形の美しさ
雑木の庭を創って頂いて、初めてしったことの一つですが、同じ樹種でも個体毎に樹形に強い個性があるようです。
一つ上のアプローチ部左のコナラを土間からみた写真が下になります。
幹が天を衝くように直立にのび、枝葉は水平方向にはそんなに広がっていません。
それに対し、アプローチ右側のコナラは比較的低い位置から枝を横に伸ばし、水平方向に葉を広げています。
この葉の広げ具合によって、下の写真のように朝日や夕日を庭に透かして届けてくれます。
つまり、このコナラは屋外のカーテンの役割を担ってくれているのですが、「何よりも美しく」かつ機能的なカーテンになっています。
季節ごとの雑木の庭の楽しみ
花と実の両方が美しい低木類
このエリアでは、4月末にはバイカウツギが開花しました。初夏に咲くとネットにはありましたが、今年は少し早かったようです。
続けてガマズミが咲くはずでしたが、今年は開花しませんでした。
ガマズミは春には花、夏の緑濃い葉、秋の赤い果実、冬には紅葉と、四季を通じて楽しませてくれる植物のようです。
現在は我が家では実をつけています。
更に続けて6~7月にセンリョウが開花するはずでしたが、今年は咲いておりません。
センリョウは下の記事でも紹介していますが、冬に赤い実をつけるので、正月の枝モノとして活躍するらしいです。
一年草で、毎年どんどん新芽がでるので、存分に切っても大丈夫です。
我が家の新芽の様子は下の写真の通りです。
シロモジの足元を飾る新芽の絨毯の美しさ
アプローチ最後の玄関前に、背丈ほどのクロモジが植えてありますが、その下のフッキソウが、この真夏、新芽を旺盛にだしています。
新芽は色が淡くまだ馴染んでいないので、古い葉とのコントラストが際立ち美しくなります。
以上になります。
後日、「リビング部」「東部」「南部」「風呂部」の庭の紹介を計画していますので、またよろしくお願いいたします。
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