今回は下のオーディオシステム構築の個別機器その1、アンプ編です。
音楽映像兼用のアンプのメリット、デメリット
音楽用と映画用を専用、兼用で用意することは、それぞれにメリデメがあります。
オーディオは趣向品になりますので、それぞれの好みを踏まえて選定することになります。
私自身は音楽用をベースにシステム構築することが、デメリットが少ないと考えているので、そちらよりのお勧めになりますことをご了承下さい。。
兼用のメリット
1.省スペースで設置できる 音楽用と映像用を別々に構築すると 音楽用 「プリメインアンプ」「スピーカー2台」「(サブウーハー)」 映像用 「AVアンプ」「スピーカー5~7台」「サブウーハー」 これが音楽用で兼用できると、両方合わせたスペースの半分以下になります。
2.省コストで設置できる 上の1と同様で音楽用で兼用できるとざっくり半額程度で可能になります。
音楽用での兼用のデメリット
1.音楽用でシステム構築すると、映画等の映像を楽しむときにサラウンド効果を楽しめない 2.音楽用でシステム構築すると、低音が物足りない
音楽用アンプで兼用システムを構築する理由
音楽用をベースにシステム構築すると、下記3つのメリットがあります。
1.前項で記述したように、より省スペースにできる 2.低音の物足りなさはサブウーハーの追加で対応できる 3.同価格帯の音楽用のプリメインアンプと映像用AVアンプでは、音楽用の方が音質が良い
なので、「省スペース」で「より安く」システム構築したい方で、「サラウンド効果をそこまで求めていない」方には音楽用をベースにシステム構築することをお勧めします。
音楽映画兼用のプリメインアンプの選び方
システム構築の目的別仕様ポイント
オーディオシステム構築する目的別に、必要な仕様を表にしました。
目的 | 仕様ポイント |
映像を高音質で楽しむ | デジタル入力端子がある |
映像の低音を楽しむ | サブウーハー端子がある |
サブスクリプションの 音楽を楽しむ | ネットワーク対応している |
レビューサイトで定番の初級機を比較する
上の表を基準に、レビューサイトで定番の5万円以下の初級機の比較表を作成しました。
商品名 メーカー | デジタル 入力 | サブウーハー 端子 | ネットワーク 対応 | 価格 [円] |
STR-DH190 ソニー | × | × | 〇 | 23000 |
AP20d フォスター電機 | × | × | × | 23690 |
AXA25 ケンブリッジ オーディオ | × | × | × | 28500 |
A-S301 ヤマハ | 〇 | 〇 | △レシーバー が追加で必要 | 36500 |
AI-301DA-SP TEAC | 〇 | △(対応機種 少ない?) | 〇 | 40000 |
PMA-600NE DENON | 〇 | 〇 | 〇 | 44300 |
最後の決め手
・「ヤマハのA-S301」「TEACのAI-301DA-SP」「DENONのPMA-600NE」が候補に残りました。
あとは音の傾向や設計の新しさ等で決めれば良いのかなと思います。
・ヤマハ 中域の充実度と音の密度感が強い。ロックやポップス、R&B向き
・TEAC 解像度より温かみ重視の音。
・DENON 低音が充実し、解像度高い音。
映像用を兼用する為低音を重視したいことと、2019年発売と設計が新しく音質への信頼性が高いと考えて、DENONのPMA-600NEにすることにしました。
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