今回は、植栽1年目に4本の株立の内、3本が枯れてしまったシロモジが、2年目のこの秋に復活してきた様子をご紹介していきます。
シロモジとは
家庭において、まだまだメジャーな植栽ではないと思われるシロモジですが、陽当たりが望めない場所には好適な樹種だと思います。
植生については、【雑木の庭】枝ぶりの主張を残したシロモジの開花は、冬と春の境界を趣深く表現していますの記事にてご紹介しています。
葉の展開が始まる前の早春から開花し、花期の最後には新葉と花を同時に楽しむことができます。
例年ですと、10月頃から黄葉が始まるそうですが、2023年は11月まで夏日を数える異常気象で、11月11日現在まだ色づきは本格化していません。
シロモジは枯れやすい?
シロモジは、日があたると葉焼けはし易いですが、耐暑性・耐寒性共に強く、また虫もそんなにつかないので、枯れやすい樹種ということでは無いようです。
しかし、どの本か忘れてしまいましたが、「株立ちの内、突然何本かが枯れてしまうことがある」と書いてありました。
シロモジは枯れても復活し易い?
これも先程の題名不明の本に書いてありましたが、「枯れても、ひこばえが生えてきて、復活する」とありました。
そこで、我が家も多少楽観して、復活を待っていました。
復活してきたシロモジの様子
枯れた後、JINENさんい切って頂いたシロモジの切株の周りに、2本ひこばえが発生していました。
まだ幼木なので、シロモジ特有の3つに割れた葉の形にはなっていませんが。。
ひと月程度前に、ひこばえの発生を確認してから早くも40㎝超に育っています。
エゴノキやヤマコウバシもそうでしたが、ひこばえは根が大きく育っている分、成長速度は通常より格段に早いようです。
この速度でひこばえが成長していけば、後3年もすればそれなりのシロモジの株立ちへと復活しそうです。
ですから、もし皆さんのご家庭でシロモジが枯れることがあっても、それほど悲観せずに、自然に復活するのを待ってみても宜しいかもしれません。
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