三月末から、意図していなかった嬉しい発見として実生のモミジを見つけました。
昔々、モミジの苗を買ったことはあったのですが、その時は鉢上げされていたのにも関わらず、あっさり枯らしてしまった記憶があります。
実生のモミジを育てるのは難しいのでしょうか?
成木のモミジを植えている友人に聞いてみたら、やはり春先に庭から勝手に発芽はするようです。。が積極的に手はかけていないらしく、気が付いたら幼木はいなくなって季節は進んでしまうそうです。
バラを育てるくらい大変そうだったら、自分には無理かなと思いますが、モミジが一杯の庭は楽しそうな気がするので、少し挑戦していき、その様子をご紹介していきたいと思います。
モミジの種からの育て方は?難しい?簡単?
「モミジを種から育てる」で検索してみました。
・実生の植物の中では育てるのは容易な方 ・但し大抵は鉢で管理して育てている模様 ・鉢でも地植えでも良いと言っている人もいたが、地植えの詳細は記載なし
大半は育苗ポット等で育てているようでしたが、モミジを育てる一般論としては下記のようでした。
・モミジは半日陰での栽培が適している ・水はけがよく適度に湿度を保てる土壌を好む ・園芸用培養土や腐葉土や堆肥を混ぜた土で育てる ・土が乾燥しているときは水やりをする
この条件なら、我が家の庭は高木達の木陰があり、JINENさんが通気通脈を整えて下さった土壌があるので、水やりさえ怠らなければいけるのでは?と思いました。
なので、他の木々と同時に水やりを実施して見守ってきた(見てただけ)モミジの発芽から3か月の成長記録を今回は紹介します。
モミジの定点観測
下のいつもの我が家の庭のエリアマップに従って定点観測をしていくことにしました。
リビング部1
一番最初にモミジの幼木を発見したのは、シダの根本でした。この部分は他の実生の植物も盛んに発芽しています。隕石衝突後に最初に栄えたシダは、他の植物の繫殖の培地として何か良い条件が整っているようです。
日当たりの関係なのか、育ちがいい株はシダの高さを超える程で、40㎝くらいの高さになっています。
一年で1mくらい育ってくれたら面白そうです。
苔の中からひょっこり育っているものもいます。このあたりはしっかりとした木陰に恵まれているので、葉焼けの心配も無さそうです。
リビング部2
こちらもシダにひこばえの様に育っています。シダの木陰とクラウンの水分が心地よいのでしょうか?
リビング部3
こちらは他の株と同じくらいの時期に発芽していますが、中々大きくなりません。
特にアカシデの根本から遠い方は成長が遅いです。
東部
こちらはコゴミの根本にひっそりとだけいます。
このあたりは日当たりが強すぎて幼木には厳しいのでしょうか。
なんとか大きくなっていって欲しいですが。。
南部
南部では、やはりシダの根本の幼木は育ちがいいです。
アプローチ部
アプローチ部では苔からひょっこり生えています。
こちらは中々に成長が早いようです。苔の湿度が効いているのでしょうか?
但し、若干葉焼けも見られるので、注意して見守っていきます。
実生のモミジたちをどう育てていくか
最終的にこのモミジたちを雑木の庭の中でどういう位置づけにしていくべきなのか、どうしていけるのか?どうしたいのか?
まだ全然考えは固まっていません。。
とりあえず、一年、二年はこのまま育つようなら、枯れないようにケアしながら見守っていこうと思います。
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