【雑木の庭】株立ちの幹、枝ぶり、葉、咲き乱れた花、野趣に溢れた美しさを誇る春のオトコヨウゾメ

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ブログ紹介

本ブログでは、「設計事務所」「工務店」「造園家」三者による家づくりの経緯や暮らし方含めて情報提供していきます。
我が家は3者の方々の協業により、建築と庭の調和を評価するユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞することができました。

初めての方は【家づくり】ユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞した建築と庭が一体の土間庭の家を紹介!!の記事からご覧下さいませ。

今回は2023年4月初旬、清明の頃に満開を迎えた、オトコヨウゾメについてご紹介していきます。

本記事がお勧めな人

・オトコヨウゾメの植生が知りたい
・オトコヨウゾメが満開に咲く姿を見たい

オトコヨウゾメの開花は、【雑木の庭】雨水を越えて芽吹きかけの植栽達、開花一番乗りはオトコヨウゾメ?!にて1輪だけ咲いた時期にご紹介していました。

植栽1年目は、葉の展開前に咲いていたので、この姿でぽつぽつと咲くのがものだと思っていました。

2023年2月下旬のオトコヨウゾメ

しかし、ガマズミ属でありオトコヨウゾメは、葉の展開後に小さな花がアジサイのように纏まって咲きくのが本来の姿のようでした。

小さな葉と、小さな花の集合との大きさのバランスが絶妙なオトコヨウゾメの開花状況をご紹介していきます。

2023年4月上旬の我が家のオトコヨウゾメの開花
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オトコヨウゾメの植生

オトコヨウゾメの植生

・レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木樹
・漢字は男莢迷
・樹高は最大で4m程度
・花期は4~5月
・花言葉は「七変化」「奇跡」「魅惑」
・半日陰を好む
・湿潤を好む
・8月頃結実し、次第に赤く熟すがをつけるが美味しくない
・10月下旬頃から紅葉する
・アブラムシやテッポウムシが新芽の時期に付き易い
・実生や挿し木、取り木で増やせる

満開のオトコヨウゾメの様子

この春先の時期は、葉が繊細で、株立ちの幹と枝ぶりも美しく際立ちます。

そんなオトコヨウゾメの花は、バラ科やツツジ科程は大きく主張せず、かといってクロモジ属より控えめでもない、葉や幹、枝と絶妙なバランスをもった様態を魅せてくれました。

2023年4月上旬の我が家のオトコヨウゾメの開花

幹が多いながらも細く、葉が多いながらも小さく、野趣に溢れながらも鬱蒼とせず、花は多くも華美ではない、正に雑木の庭らしい植栽であることに、2年目にして初めて気が付きました。

3m程離れた位置から、全体を見たときの空気感が最も素晴らしいと感じます。

際限なく大きくなる種ではなく、半日陰で育つので、坪庭などでも植栽してみて欲しい、イチオシの雑木になります。

2023年4月上旬の我が家のオトコヨウゾメの開花
2023年4月上旬の我が家のオトコヨウゾメの開花
2023年4月上旬の我が家のオトコヨウゾメの開花
2023年4月上旬の我が家のオトコヨウゾメの開花

少し遅れて、同じガマズミ属のガマズミの開花が始まっていますので、後日ご紹介していきたいと思います。

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