前回の振り返り
我が家の庭は、マルチングは苔:バークチップの割合は面積比で1:2くらいです。
庭を作庭してもらってから10か月、グランドカバーとして「苔」と「バークチップ」の特徴の比較をしてきました。
その結果、「見た目の美しさ」「雑草管理の簡便さ」からバークチップから苔に切り替えようとしています。
前回は、最も手軽に、何も購入しないでできる、「苔を少しづつ移植する」方法を試してみました。
結果は、、貼ろうとしているエリアに対して、苔が圧倒的に足りない
⇒⇒ 次回は「種苔に挑戦してみよう」という流れになります。
DIY苔庭への道のりの全記事リンク
苔庭を安く簡単につくる為のDIY記事、はじめてからから定着を確認するまでの5つに渡る記事のリンクをまとめました。
【雑木の庭】苔庭への道のり、最も手軽で素早くDIYする挑戦その1(苔の間引きと移植)
【雑木の庭】苔庭への道のり、最も手軽で素早くDIYする挑戦その2(種苔をまく)
【雑木の庭】苔庭への道のり、手抜きまき苔DIYから2週間、苔は定着するのか?
【雑木の庭】苔庭への道のり、手抜きまき苔DIYから4週間で定着可能か結論付ける!!
【雑木の庭】DIY苔庭初期の雑草管理、除草剤を使いたくない理由と各雑草種毎の大変な所とは?
種苔を直接庭にまく方法を選んだ理由
前回の記事でも書きましたが、苔庭をつくる方法としては下記4つがあるようです。
・苔シートを庭に貼る
・種苔で苔シートを育成してから庭に貼る
・種苔を直接庭にまく
・既存苔庭から少しづつ移植する
このうち「既存苔庭から移植する」方法は、前回試したように、大面積な苔庭を新たに施工するには向いてませんでした。
「苔シートを貼る」のが最も品質が保証され、素早くできます。
が、最も材料単価は高いです。(1万数千円/平米以上)
「種苔で苔シートを育成してから庭に貼る」は苔シートの次に品質を保証できますが、手間と庭に貼れるまでにかなりの時間がかかりそうです。
そこで、最も手軽で材料単価も安い「種苔を直接庭にまく」方法に挑戦してみることにしました。
種苔を直接庭にまく方法の材料単価を抑える
ざっと検索した程度ですが、新潟の渡部造園さんが運営する、KOKEYA.COMが最も安かったです。
2種混合や3種混合の苔の種も販売されています。
購入しようとしているのは、スナ苔とハイ苔の2種混合です。
(苔が場所毎の環境に適応できる確率を向上させるため)
種苔は3300円/10リットルの単価で、5リットル/平米の種苔が必要とのことです。
また培養土が660円/6Lの単価で、培養土12L/種苔10L必要でとのことです。
つまり、1平米苔庭を施工するのに、
種苔5L(1650円)+培養土6L(660円)=2310円 必要になります。
ここで、もし培養土を使用しなければ、平米単価を1650円まで減らすことができます。
今回は、限界までコストを抑えて培養土無しでやってみることにしました。
種苔を直接庭にまく方法の簡素化
この種苔を直接庭にまく方法は、綺麗な苔庭に育てる時間以外にもデメリットがあります。
それは、蒔くときの手間が多い事です。
以下、正式な手順を書いてみます。
ここまで行うと、材料費は安くても、施工費によってコストは最安といえるかどうか・・・
DIYで自分の工賃を0と考えれば安いままですが。。
ということで、下記手順に簡素化することにしました。
今回は、品質はどうなるか全く分かりませんが、限界まで簡素化した手順でやってみることにしました。
種苔を直接庭にまく方法にかかった時間
今回は種苔を50L購入し、10平米に施工することにしました。
草抜きに3時間程度、まき苔に2.5時間程度の所要時間です。
DIY前後の庭の様子
まずは我が家で東部と呼んでいるところの草抜きから。
たんぽぽやスギナなどやっかいな雑草も沢山いましたが、さっと抜きました。
こちらが蒔き苔後の様子。これだけで20Lの種苔を使用しています。
まだ全面とはいきませんが、南部が残っているので今回はこの面積で我慢しておきます。
こちらはアプローチ部。
急遽ここも蒔くことにしました。
こちらが蒔き苔後。種苔は5L使用しました。
そしてこちらが最も大面積の南部の庭。草抜き後です。
こちらは蒔き苔後。25L使用しています。
蒔き苔後、下地に定着させる為に、水を過剰なくらいたっぷりやりました。
最後に
今回はDIYでやってもいいなと思える範囲になるように
・必要な材料も一部省略し、極力コストを抑えました
・必要な手順を大幅に省略し、極力手間を簡素化しました
これらの結果、まき苔のエリアが既存の苔庭と同様な品質まで育つかどうか・・・
苔が乾燥しないように、水やりを小まめにやって観察していきたいと思います。
また一月後か二月後、状況をブログにてご紹介していきます。
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