今回はツバキによく似た白い花を咲かせる、夏椿の開花をご紹介していきます。
(この植栽は、花が咲くと思っていなかったので、正直それほど注目しておらず、落葉したかどうか覚えておりません。。)
同じツバキ科では、以前ヤブツバキの開花を紹介していますが、夏椿は色も咲き方も全く異なります。
夏椿は、1日花といって、朝咲いた花が夕方には散ってしまいます。
一斉に咲かず、少しずつ開花することで、自家受粉を防ぎ、他家受粉により遺伝子の多様性を獲得する戦略のようです。
なので咲き乱れる「夏椿」という物を見ることは叶いませんが、枝元や地表に短期間だけ現れる夏椿の花の様子をご紹介します。
夏椿の植生
夏椿の開花までの様子
蕾のようなものを確認できたのは、2023年は4月中旬の頃でした。
歯の根元に輪郭が若干赤くなった部分が、多分蕾です。
蕾確認から1週間後、その数を増やし、気持ち大きくもなっています。
蕾確認から3週間後、それほど大きな変化は見られません。
こちらが蕾発生から4週間後、多分明日咲く蕾の姿になります。
そして同時期、こちらは開花しているもの。
これが次の日には地面に落花し、しおれてしまいます。
いままで見てきたどんな花よりも儚いです。
こちらは、多分昨年の実。まだ落ちずにそのままついていました。
実だけみても、ツバキとよく似ています。
以上になります。
我が家には、和室前にもう一株夏椿が植栽されています。
しかし、本日紹介した株とあまり似ていません。。
もしかしたら後日本記事は修正するかもしれません。。。
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