今回はガマズミ属の中で、中程度の早さで開花したハクサンボクの開花をご紹介していきます。
植栽1年目は開花しなかったので、2023年の今年が初めての開花になります。
これまでご紹介してきた、ガマズミやオトコヨウゾメ、紹介予定のムシカリなどのガマズミ属は、落葉樹ですが、このハクサンボクは常緑樹になります。
階層分類の最も下位である属まで同じでも、落葉と常緑という違いがあるのに驚いています。
ハクサンボクの植生
ハクサンボクの開花の様子
蕾が芽吹き始めてきたのは、3月中旬頃でした。
葉や蕾の様子をみると、ガマズミ属特有の形をしています。
ハクサンボクの特徴としては、常緑なだけに葉が厚く光沢があり、花は大きめになっています。
ひこばえが既存枝と同じくらいまで一気に成長し、一気に混みあってきました。
但し、花は既存枝の枝先にしか開花しないようで、密度は低くなっています。
蕾が見えてから、開花まで1か月を要しています。
しかし、ガマズミ属の花期はツツジ属などより少し長いようで、ガマズミやオトコヨウゾメは2週間程度咲いてくれています。
今のところブルーベリーやアセビ、ドウダンツツジ等のツツジ属以外のツツジ科が、我が家の庭では最も花期が長いですが、ハクサンボクはいつまで開花してくれるでしょうか?
間もなくハイノキやアズキナシが開花の見頃を迎えるので、またご紹介していきたいと思います。
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