今回は、実生シリーズの中の【雑木の庭】勝手に生えてきた11株のナンテン、縁起木として迎える1年目春の成長記録、【雑木の庭】低木で人気のナンテン、実生株の春から初夏までの成長速度を株間で比較に引き続きナンテンの成長記録第三段になります。
このタイミングで成長を記録したのは、初夏までのささやかな成長とは異なり、一気に背丈が伸び、枝葉が増え始めたからです。
ナンテンは低木に分類されるので、安心していましたが、このまま奔放に育てていくのは危険な気がしてきました。。
それでは詳細をご紹介していきます。
我が家の実生のナンテン
2023年7月現在、我が家では庭の各地に数多くのナンテンの実生を確認しています。
4月、5月から増えた株も、見失った株もありますが、それぞれのエリア毎にご紹介していきます。
和室部のナンテン
まず最初はこのヒサカキの足元の株から。
4月から5月では、背丈は殆ど変わっていませんでした。
それが、この7月になると背丈は倍程度になった上に、枝葉が非常に密になってしまいました。
僅か20~30㎝の背丈にかかわらず、早くも鬱蒼としてきました。
アプローチ部のナンテン
次はミヤマシキミの足元の株。
こちらに至っては背丈は3倍程度になり、横にも大きく広がっています。
今年中にミヤマシキミのひこばえと干渉しそうです。
こちらは砂利の中の株。
4月から5月では、段数が1段増加したのみ。
2023年は2022年に引き続き猛暑日が多くなってきていますが、元気に成長を続けています。
砂利の中なのに、水切れがし難いようです。
南部のナンテン
こちらは苔の中に発生した株。
4月から5月は倍程度と大きく成長しました。
この7月には4~5倍程度と、凄まじい成長をみせています。
ナンテンは個体間の成長に大きく個性がでるようです。
こちらは朽木の中、陽があたらない株。
4月から5月では3倍程度と大きな成長をみせました。
この7月では春から初夏の成長速度を維持し、更に大きくなっています。
初夏から夏の成長のまとめ
この夏にかけての成長は個体差はありますが、どの株も凄まじいものがありました。
もう立派なナンテンの苗になったといっても良いかと思います。
剪定を嫌う種らしいですが、このまま奔放に育てると、苔庭の多くがナンテンで覆われてしまいそうなので、スリムに小さく留める方法を考えていきたいと思います。
可愛らしく、我が家の雑木の庭に共存できる方法を思いついたら、またご紹介していきたいと思います。
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