本ブログでは、「設計事務所」「工務店」「造園家」三者による家づくりの経緯や暮らし方含めて情報提供していきます。
我が家は建築と庭の調和を評価するユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞できました。
初めての方は【家づくり】ユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞した建築と庭が一体の土間庭の家を紹介!!の記事からご覧下さいませ。
今回は、年間を通して樹形と、変わりゆく葉の色が美しいコマユミの開花までのご紹介をしていきたいと思います。
特に紅葉はモミジに次ぐと言われる程、評判が良いそうです。
・コマユミの植生が知りたい
・コマユミの年間を通した姿と開花の様子が知りたい
コマユミの植生
・ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木樹
・樹高は最大3m程度
・漢字は小真弓
・花期は5~6月
・花言葉は真心
・花も葉も形は殆どニシキギと同じ
・花は集散花序で咲く
・ニシキギとの違いは、枝にコルク質の翼をつけないこと
・果期は9~11月
・晩夏から紅葉をはじめる
・病害虫には強く心配はいらない
・乾燥に弱いので、地植えでも最初の2年は地面が乾いたら水やりをする
・日向を好むが半日陰でも育つ
・実生か挿し木で増やせる
コマユミの年間を通した姿と開花の様子
2022年のコマユミ
2022年の初夏の頃のコマユミです。葉は青々として美しい樹形でした。
2022年秋のコマユミ。モミジに次ぐ美しさというだけあって、非常に鮮やかな紅葉でした。
2022年の冬、殆ど落葉して、枝に雪が積もる姿を見せてくれました。
2023年芽吹きから開花までのコマユミ
芽吹きを確認したのは2023年は4月初旬でした。
芽吹いてから1週間、全ての枝の葉の展開がじはじまっています。
芽吹きから2週間、4月中旬になると、花芽が出てきました。
芽吹きから3週間、花芽が揃ったころ、新芽が一気に伸び始め、2022年より樹形が一回り大きくなりました。
芽吹きから4週間、4月下旬。いよいよ花が満開になりました。
満開になり、花の密度はそこそこ高いのですが、花の大きさは1cmに満たない程で小さく、色も葉とあまり変わらないのであまり目立ちません。
コマユミは、樹形と変わりゆく葉の色に鑑賞価値がある植栽なのかもしれません。
2024年のコマユミの開花
植栽3年目、コマユミの開花密度が高くなってきました。
それでも花自体は変わらず小さいので、相変わらずささやかな開花です。
昨年は、紅葉前に全て落葉してしまいましたが、今年は初年度のように綺麗な紅葉をみせてくれるでしょうか?
以上になります。次の初夏の花はシャリンバイやシラキ、エゴノキをご紹介していきたいと思います。
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