本ブログでは、「設計事務所」「工務店」「造園家」三者による家づくりの経緯や暮らし方含めて情報提供していきます。
我が家は3者の方々の協業により、建築と庭の調和を評価するユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞することができました。
初めての方は【家づくり】ユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞した建築と庭が一体の土間庭の家を紹介!!の記事からご覧下さいませ。
今回は、春の新緑から初夏の花、初夏から秋の実と見所が多い、エゴノキの開花についてご紹介していきます。
一般的に初夏の花は、葉の展開後に咲くので春の花より幾分控えめな印象です。
しかし、エゴノキは花の密度が非常に高い為、庭においては初夏に主役となるに十分な美しさを展開してくれます。
・エゴノキの植生が知りたい
・エゴノキの芽吹きから開花までの様子が知りたい
・満開のエゴノキが彩る庭の景色が見たい
エゴノキの植生
・エゴノキ科エゴノキ属の落葉高木樹
・樹高は最大10m程度
・漢字は野茉莉
・花期は4~5月
・花の後に黄緑色の実が成る
・果皮が有毒で「えぐみ」があることからエゴノキと呼ばれる
・実はヤマガラの好物
・半日陰を好む
・西日は苦手
・エゴノネコアシという虫こぶが稀に発生する
・カイガラムシやうどんこ病にあうこともある
・水やりは地植えなら降雨任せで大丈夫
・紅葉してもすぐに落葉する
・実生や取木、挿木で増やせる
エゴノキの芽吹きから開花の様子
2023年、エゴノキが芽吹いたのは、玄海ツツジが開花して1週間程度、3月の下旬のことでした。
新芽はキャベツのような黄緑色をしています。
芽吹きから1週間程度、葉が濃い緑へと変化しました。
早くも蕾が姿を現し出しました。
芽吹きから2週間、粗方新芽の展開が完了しました。
芽吹きから3週間後、蕾が大分膨らみ、先端が白くなってきました。
芽吹きから4週間後、ついに満開を迎えています。
蜜蜂やクマンバチがひっきりなしに採蜜にやってきます。
これだけ雌しべや雄しべに触れていれば、大いに受粉に役立ってくれていそうです。
満開のエゴノキが彩る庭の景色
エゴノキが満開になったことで、新緑の中に白の差し色が入り、庭の景色に彩りが出てきました。
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