今回は、雑木の中で最も早い時期に紅葉がはじまるシラキの、新芽の芽吹きから開花の様子をご紹介していきたいと思います。
シラキは野趣に富み、枝葉の密度が然程高くならない自然樹形が美しい中高木で、成長速度もゆっくりと、美しさと扱いやすさを併せ持つ、近年人気が高まってる雑木だそうです。
昨年2022年は、10月頃から一際早く紅葉がはじまり秋の訪れを庭に知らせてくれました。
シラキの植生
シラキの開花の様子
2023年の芽吹きは4月初旬、赤身を帯びた葉の展開からはじまっています。
芽吹きから1週間後、昨年は1年中赤い葉でしたが、今年はしっかりと緑化してくれました。
芽吹きから2週間後、葉が大きくなったくらいで、然程の変化はありませんでした。
芽吹きから3週間、何やら去年は見かけなかったものが。。
どうやらこれがシラキの花のようです。花弁はなくフジやウワズミザクラ等と同じ、総(ふさ)形になる総状花序(そうじょうかじょ)といいます。
フジなどのような鑑賞価値はありませんが、昨年咲かなかった花が、咲くようになった事に成長の嬉しさを感じています。
次回は、いよいよ我が家の初夏の2大ハイライトのエゴノキ、ムシカリの内、エゴノキの開花をご紹介していきたいと思います。
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