【雑木の庭】啓蟄を間近に控え、ヤブツバキが漸く開花

樹種毎の特徴や成長記録
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本記事がお勧めな人

・ヤブツバキの植生が知りたい
・ヤブツバキの1年間の成長速度が知りたい
・冬枯れをおこしたヤブツバキが開花するか知りたい
・植栽1年目と2年目のヤブツバキの開花の様子が知りたい

我が家のヤブツバキ、啓蟄を間近に控え漸く開花がはじまりました。
「啓蟄」とは二十四節気の第3、二月節にあたり、「冬籠りの虫が這い出る」ことを意味しています。(広辞苑より)

植栽一年目の去年は12月に開花していたことを鑑みると、大分ずれてきました。
最もヤブツバキの開花期は11月頃から4月頃らしいので、正常の範囲内とも言えます。

今回は、植栽2年目にして、蕾の密度も大分増えてきたヤブツバキの開花をご紹介します。

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ヤブツバキとは?

ヤブツバキ植生

・常緑の高木で最大樹高は15m
・常緑らしく、葉は暑く光沢がある
・花は大きめで蜜が多い。メジロやヒヨドリに好まれる
・開花期は11月頃から4月頃
・9月10月に実がなる
・種子には油が多い。いわゆる椿油として整髪や食用、灯り用などに重用されてきた。
・実生、挿木、取木で増やせる
・暑さ寒さに強いが、冬に水が切れると葉が茶色く冬枯れをおこす。
・冬枯れがおきると開花が遅れたり、咲かなかったりする
・日向を好むが西日は避けた方が良い
・病害虫はチャドクガが発生し易い
・花芽は初夏にできるので、剪定は開花後すぐに行った方が良い

1年目のヤブツバキ開花の振り返り

1年目は開花したとはいえ、大分控えめな密度でした。

植栽1年目のヤブツバキの開花

下のエリア分けの中では南部、リビング部、東部に1本ずつ植栽されていますが、上記の写真はリビング部のものになります。

南部、東部においては1年目は開花していません。

土間庭の家のエリア分け図

植栽2年目の開花状況

リビング部のヤブツバキ

2月下旬現在、まずは1年目と同じリビング部の株の写真を掲載します。
この時点では1輪だけ咲いているのですが、葉が冬枯れで赤くなっていることもあり、見つけられないと思います。

左隣のヒメシャリンバイは30㎝程度成長しています。
ヤブツバキ自体は1年目の写真が上が切れていて分かり難いですが、やはり30㎝程度背丈が伸びている気がします。

植栽2年目のリビング部ヤブツバキの開花

右上の枝先に1輪開花しています。

植栽2年目のリビング部ヤブツバキの開花

蕾の密度は、木の上から下までびっしりで、一部開きかけています。
ピークは来週くらいでしょうか。
ピークの写真はまた別途追加で掲載します。

植栽2年目のリビング部ヤブツバキの開花
植栽2年目のリビング部ヤブツバキの開花
植栽2年目のリビング部ヤブツバキの開花
2023年3月中旬満開のヤブツバキ
2023年3月中旬満開のヤブツバキ

南部のヤブツバキ

一方南部のヤブツバキは、一切冬枯れ無く青々としていますが、蕾はついていません。
まだ樹齢が若いせいでしょうか?

植栽2年目の南部ヤブツバキ

東部のヤブツバキ

東部は所々葉の様子が少しおかしいですが、蕾はありました。
開きかけていたので、こちらも来週には開花するかと思います。

植栽2年目の東部ヤブツバキ
植栽2年目の東部ヤブツバキ
植栽2年目の東部ヤブツバキ

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