【雑木の庭】夏の新芽が美しい植栽6選

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本ブログでは、「設計事務所」「工務店」「造園家」三者による家づくりの経緯や暮らし方含めて情報提供していきます。
我が家は3者の方々の協業により、建築と庭の調和を評価するユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞することができました。

初めての方は【家づくり】ユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞した建築と庭が一体の土間庭の家を紹介!!の記事からご覧下さいませ。

今回は、夏の新芽が美しい植栽についてご紹介していきます。

新芽というと、春の芽吹きのイメージが強いかと思います。

発芽して色付き景色に馴染む前の若々しい新芽。
特にコナラの春の新芽は、色が白身がかり、柳色という言葉で表現されています。

葉の展開が完了する1、2週間の間だけのこの柳色の時期が、頑強なコナラが最も繊細に美しく映える時期ではないかと思っています。

ですので、夏に植物の新芽のイメージはあまり無いかと思うのですが、夏は、緑に染まりきった既存の葉と、紅や淡い緑の新芽がコントラストを生む特別な景色が発生するようです。

本記事では、我が家の庭で、特に美しい新芽のコントラストの植栽を6種、ご紹介していきたいと思います。

2023年我が家のコナラの柳色の新芽
2023年我が家のコナラの柳色の新芽
2023年我が家のコナラの柳色の新芽
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アカシデ

アカシデの植生は【雑木の庭】アカシデの開花から若葉の展開が完了するまででご紹介しています。

4月の中旬に新芽の展開が完了した姿はとても美しいものでした。

2023年4月中旬、我が家のアカシデの若葉の展開が完了

そしてこの夏、アカシデの新芽は赤い葉ではじまり、最も美しいコントラストを魅せてくれました。

2023年7月下旬、我が家のアカシデの新芽

コナラ

コナラの植生については、【雑木の庭】根や菌糸を伸ばし、環境を改善してくれる雑木の庭の王様、コナラの開花でご紹介しています。

コナラの夏の新芽は、春と同じように柳色の葉もいるのですが、下の写真のように黄緑のベースに少し赤身がかかった葉も見られます。

この新芽は夏だけに見られる稀少な景色で、可愛らしくてお気に入りになっています。

2023年7月下旬、我が家のコナラの新芽

アセビ

アセビの植生は【雑木の庭】四季を通じて美しいアセビ、色とりどりの開花の紹介でご紹介しています。

昨年に引き続き、この夏も我が家のあちこちのアセビの株にて、新芽のコントラストで景色を飾っています。

2023年7月下旬、我が家のアセビの新芽

シラカシ

シラカシは、まだ我が家で開花を迎えたことが無く、植生についても触れていません。

シラカシの場合、新芽の芽吹きは春から夏にかけて断続的に発生しており、下の写真のように紅い色をしています。

当初はシラカシは根腐れがしやすい樹種ということもあり、新芽が紅いことを知らないと、枯れてしまったのかと不安になっていました。

現在は、この紅い新芽を割と多くの時期に見られることで、シラカシの元気な成長を確認しています。

2023年7月下旬、我が家のシラカシの新芽

ソヨゴ

ソヨゴの植生については、【雑木の庭】ソヨゴの花が目立たない2つの理由と、それでも庭木として人気な3つの理由でご紹介しています。

ソヨゴは常緑なので、春も夏と同じような既存葉と新芽のコントラストを魅せてくれていました。

最近は2月ぶり位に新芽ラッシュになって、また美しさをましたソヨゴの姿になっています。

2023年7月下旬、我が家のソヨゴの新芽

フッキソウ

フッキソウの植生については、【雑木の庭】グランドカバーのフッキソウ、開花や淡い新芽で観賞用としても情緒深い植栽でしたでご紹介しています。

常緑のフッキソウは、春も新芽のコントラストが美しかったですが、夏になると一層既存の濃い緑の葉と、淡い新芽のコントラストが強まり際立った景色となっています。

2023年7月下旬、我が家のフッキソウの新芽

まとめ

梅雨が終わり、本格的な暑さが厳しい夏。

花も少なく、紅葉も無い季節ですが、意外と夏だけの特別な美しい景色があるようです。

もう少し季節が進むと、昨年は見られなかった多くの実りを迎え、また多様な景色が見られそうです。

少しづつまたご紹介していきたいと思います。

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