今回は、既に春や梅雨前に開花しているのに、再度真夏に開花した植栽達をご紹介していきます。
キンモウツツジや、玄海ツツジ、フッキソウなどは昨年も四季咲していたので、恒常的な性質の様です。
真夏の花としてはサルスベリが有名ですが、あまり花が多い季節では無いので、このような二度咲、四季咲は嬉しく思えてきます。
それでは一つ一つ写真でご紹介していきます。
キンモウツツジ
キンモウツツジの植生と春の開花の様子は以前に、【雑木の庭】春先に四季咲きをはじめた植栽2年目のキンモウツツジ、初夏の開花との違いは?でご紹介しています。
花の数は少なく、少し寂しい感じでした。
それに対して、夏のキンモウツツジは、満開に咲き誇っています。
昨年と同じ傾向ならば、これから11月まで咲き続けてくれます。
ヤマアジサイ
ヤマアジサイの植生と春の開花の様子は以前に、【雑木の庭】旧枝のみ花が付くヤマアジサイの開花、花後は剪定を忘れずにでご紹介しています。
少し淡い青色の開花でした。
この時の6月中旬は、今年発生した1年生枝は開花しないと思っていました。
しかし、この7月の後半あたりから、6月には咲かなかった1年生の枝が開花をはじめました。
株元は同じはずですが、色は真っ白。土壌のPHが季節変動しているのでしょうか。
通常ヤマアジサイは、樹形が乱れやすいので、6月の花後から、花から下に2節目程度を7月末までに剪定する必要があるようです。
そろそろ剪定しておこうと思った矢先の開花でした。
毎年同じような開花傾向を示すとは思えませんが、6月に全ての枝先が開花しなかった場合、注意しておく必要があるみたいです。
フッキソウ
フッキソウの植生と開花の様子は、【雑木の庭】グランドカバーのフッキソウ、開花や淡い新芽で観賞用としても情緒深い植栽でしたでご紹介しています。
春には全体の株の5%程度しか開花しませんでした。
この7月頃から少しづつまた開花が始まっています。
フッキソウの実は白くて丸く、「森の真珠」ともよばれるそうです。
今年はこの開花に引き続き、秋に結実したら面白そうだなと少し期待しています。
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