【雑木の庭】グランドカバーのフッキソウ、開花や淡い新芽で観賞用としても情緒深い植栽でした

樹種毎の特徴や成長記録
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本ブログでは、「設計事務所」「工務店」「造園家」三者による家づくりの経緯や暮らし方含めて情報提供していきます。

我が家は建築と庭の調和を評価するユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞できました。

初めての方は【家づくり】ユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞した建築と庭が一体の土間庭の家を紹介!!の記事からご覧下さいませ。

今回は、どちらかというと和の趣があるグランドカバー、フッキソウの開花から新芽の成長をご紹介していきます。

フッキソウは、花はそれほど目立つようなものではありませんが、春から夏にかけてどんどん発生する新芽の緑が鮮やかであり、緑の絨毯のように彩ってくれる、生命力に溢れた植物です。

グランドカバーというと、雑草抑制という機能が目的になりがちですが、フッキソウやヤブコウジ、苔やシロツメグサ、クローバーや芝生など、それぞれの植生や様態によって、それら自体が鑑賞目的としても庭に多様性を齎してくれる、情緒的な素晴らしい植栽の一分野なのでは?と最近思うようになりました。

本記事がお勧めの人

・フッキソウの植生が知りたい
・フッキソウの花や新芽の様子が知りたい
・多様なグランドカバーの一つとしてのフッキソウの様子を知りたい

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フッキソウの植生

フッキソウの植生

・ツゲ科フッキソウ属の常緑低木樹
・樹高は最大25cm程度
・漢字は富貴草
・花期は3~4月頃
・乾燥に弱く半日陰で育つ
・耐寒性がある
・病害虫に強い
・高さ方向の成長は遅いが、横方向へは比較的旺盛に広がっていく

フッキソウの開花の様子から新芽の成長まで

2023年、我が家のフッキソウが開花したのは3月下旬の頃でした。

開花率は5%程度といったところです。

2023年3月下旬、我が家のフッキソウの開花

【雑木の庭】アプローチリビング部、コナラの樹形、花と実の低木、新芽の絨毯の魅力でもご紹介しましたが、フッキソウは他の常緑樹のアセビやヤマボウシと同じように、新芽の色が明らかに既存の葉と異なって目立ちます。

しかも最大樹高が25㎝程度の低木にかかわらず、春から夏にかけて新芽が何回も発生する為、その季節の間は常に上から見ると、淡い緑の傘を被っているようで、若々しさに満ちています。

同じ常緑低木のグランドカバーである、ヤブコウジの渋めな色合いとは対照的で、庭に多様性を齎してくれる存在になっています。

夏のフッキソウの新芽
2023年4月初旬のフッキソウ
2023年4月中旬のフッキソウ

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