今回は以前ご紹介した、ハイノキと同じハイノキ属であるサワフタギの開花をご紹介していきます。
最近は4月らしくない夏日を連日経験し、庭も一層茂ってきています。
サワフタギも例外なく、葉を増やし、生命力が漲ってきていますが、鬱蒼さとはまるで無縁の繊細な立ち姿がこの樹の魅力な気がします。
本記事がお勧めの人
・サワフタギの植生が知りたい
・サワフタギの開花の様子が知りたい
サワフタギの植生
サワフタギの植生
・ハイノキ科ハイノキ属の落葉低木樹
・樹高は最大6m程度
・漢字は沢蓋木
・花期は5 – 6月(今年は4月下旬に咲きました)
・9~11月に瑠璃色の実をつけ、熟すと黒くなる
・実は美味しくないが野鳥は好む
・地植えでも水切れしないように水やりを行う
・挿し木で増やせる
・シロシタホタルガの幼虫に食害されやすい
・半日陰を好む
サワフタギの開花の様子
我が家の植栽2年目のハイノキは樹高3.5m程度。
ヒサカキに寄り添うよう、足元はアオキやシャラ、ヤブコウジに根締めされ、和室の前に相応しい趣で植栽されています。
ヒサカキといいサワフタギといい、葉の小ささが繊細さを際立たせています。
そんなサワフタギの蕾が目立ちはじめたのが、4月10日頃。
そこから10日程経過し、一気に花開いてきました。
同じハイノキ属だけあって、花の形はハイノキとほぼ同じように見えます。
サワフタギは秋になると、非常に美しい瑠璃色の実をつけるそうなので、またその結実姿をご紹介できたらと思っています。
植栽3年目のサワフタギの開花状況
植栽3年目は、完全にサワフタギが根付いたようで、開花の本領発揮という感じでした。
2年目までとは圧倒的に異なる開花密度。
2024年はサワフタギの特徴である、綺麗な瑠璃色の実も楽しめそうです。
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