本記事の目的は、強さと美しさを兼ね備えた低木の魅力の紹介
前回の記事
【雑木の庭】一年育てて実感!!10種の低木が好きになる是非植栽を勧めたい理由まとめ前半
では、低木の役割と
・地表温度の抑制
・高木類の根締め
10種中の5種の植えたくなる魅力についてご紹介しました。
今回は残りの5種について、魅力をまとめてご紹介していきます。
低木のリスト
・アセビ
・キンモウツツジ
・コバノズイナ
・シャリンバイ
・ドウダンツツジ
・ヤマアジサイ
・バイカウツギ
・アオキ
・玄海ツツジ
・センリョウ
ヤマアジサイ
梅雨時期に咲いてくれる貴重な種。
普通のアジサイより花序が小さく繊細な所が美しいです。
落葉性ですが、12月上旬現在も葉は健在で、長い期間庭を青々と彩ってくれるのも良い所です。
バイカウツギ
ガマズミと同じころ、
5月頃に綺麗な花を咲かせてくれます。
非常に丈夫な植生で、植えられた2株とも、ひこばえが親株の背丈を追い越しています。
来年は枝数が倍程度になっているので、もっと密な開花が臨めるかと思います。
アオキ
日陰に凛とした緑を提供してくれる
常緑で1年中青々としている
生命力が非常に強く、1年の間に何度も新芽を芽吹く
夏に母体が日光で衰えても、ひこばえで乗り越える準備をしてくれる
班入り等多様性がある
下記記事でも、日なたが苦手なアオキが環境適応する様子を紹介しています。
【雑木の庭】元気な日陰のアオキと環境適応中の日向のアオキ、共にひこばえが繋ぐ世代更新
玄海ツツジ
まだ肌寒い春の新芽シーズン前に花を魅せてくれます。
満開時は写真よりも圧倒される美しさになります。
また、秋は1月半以上かけて、ゆっくりゆっくり紅葉していきます。
秋にも開花するのが狂い咲きなのか、通常なのかはまだ分かりません。。
センリョウ
植栽された二株とも、最初は弱ってしまったので移植は苦手かもしれません。
しかし、生命力は異常に強く、枯れてしまった根本から新芽が旺盛に出て来て成長してくれます。
虫もつかないので、非常に育て易いです。
【雑木の庭】常緑低木樹センリョウとは?その生命力と縁起木としての楽しみ方
どうやら毎年新芽に更新される種らしく、冬の枝モノの定番として、ガシガシ剪定してしまっても良いようです。
12月下旬から赤い実を実らせ、お正月の縁起物としても重宝されているらしいです。
今回は以上になります。
他にもガマズミやマンリョウ等お勧めはありますが、今年は良い写真が残せなかったので。。
次は下草のお勧めということで、ベニシダの特集をしたいと思っています。
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