【雑木の庭】秋を彩る実りの植栽19選-活用方法の紹介

季節/時間/天候ごとの見所
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前置き-雑木の庭の見所「移ろい」について

雑木の庭の見所については、「移ろいで生じる多様な美しさ」がポイントになると以前書いてきました。

1.花や実、新芽や紅葉等の季節毎の移ろい
2.晴れや雨、など天候による移ろい
3.朝夕や夜など1日の移ろい

今回は、季節の移ろいの中で、実りの秋を迎えた植栽達の写真と、実の活用方法等もご紹介していきます。

植栽と活用方法の一覧

名前実頃活用方法食用
コナラ10月どんぐり銀行
おもちゃ

飾り
オトコ
ヨウゾメ
10月観賞用
果実酒
山桜7月
ガマズミ10月観賞用
果実酒
ヤマコウ
バシ
10月バードウォッチ
用の撒き餌
ヒサカキ10月
ヒメシャ
リンバイ
11月染料
ソヨゴ11月観賞用
シャシャ
ンボ
11月ジャム
ヤブコ
ウジ
12月観賞用
シラキ11月灯り
整髪
シラカシ10月おもちゃ
飾り
マンリ
ョウ
12月観賞用
センリ
ョウ
12月観賞用
ヤブツ
バキ
8月保湿用乳液
サワフ
タギ
10月
ハイノキ9月鳥の餌
アブラ
チャン
11月灯り用
整髪用

コナラ

2022年10月初句の我が家のコナラの写真を貼っておきます。既に地面に落ちているものもあるほど、たわわに実ってます。

地面に落ちたどんぐりを放っておくと、また発芽してしまうので、拾いはじめないといけません。。

因みに今年2022年はどんぐりが不作だとニュースになっていましたが、それ程需要があるとは?という印象です。

2022年10月初句の我が家のコナラ

オトコヨウゾメ

ヨウゾメはガマズミの方言だそうです。食べられないからオトコと名付けられたそう?

綺麗な赤色に熟し、観賞価値は高い。

我が家のオトコヨウゾメは下の写真の通り、10月初句の時点で赤くなりはじめています。

果実酒になったりもするそう。

2022年10月初句の我が家のオトコヨウゾメ

山桜 7月 赤 食べられない

山桜

我が家の山桜は今シーズンは結実しませんでした。

7月頃赤く熟す。大きさは7mm程度。

固くて渋く、食べられない。

熟して地面に潜った種は春先に発芽する。

ガマズミ

実自体は梅雨ごろからずっと実っていました。10月に赤くなりました。熟せば生でも食べられ、果実酒やシロップにすることも。疲労回復や血液をサラサラにするなど生活習慣病に効果があり、更に美容にも良いと昔から愛されている実のようです。

2022年10月初句の我が家のガマズミ

ヤマコウバシ

10月頃黒く熟してきました。食べられるそうですが、ピリッと辛いらしいです。

他の木の実より熟すのが早いせいか、鳥にとっては美味しいのか、黒く熟した途端に、メジロやヒヨドリに食べられていきます。

バードウォッチング用の撒き餌として使えるとこの秋に発見しました。

2022年10月初句の我が家のヤマコウバシ

ヒサカキ

10月、段々と黒紫色に熟してきました。実の種から、実生で育てられるそうです。食べられないとのこと。

2022年10月初句の我が家のヒサカキ

ヒメシャリンバイ

10月初句時点ではまだ緑色で熟していません。食べられず染料として使われることもあるそうです。

2022年10月初句の我が家のヒメシャリンバイ

ソヨゴ 10月 赤い 食べられない

ソヨゴ

10月初句時点ではまだ緑色で熟していません。小さいですが白い花が同時に見られ、かわいいです。

苦味が強く不味いらしいです。

2022年10月初句の我が家のソヨゴ

アオキ

1月頃大きめの赤い実がなります。非常に美しいですが、食べられません。

葉は火傷や凍傷、傷創の民間生薬として活用されてきたらしいですが、実は観賞用途になります。

シャシャンボ

目に優しいアントシアニンも含まれ、野生のブルベリーと言われるほど美味しいとのこと。サイズが小さいため食用としては広まっていない。

実から種を採取し、春に蒔けば、実生で育てられるそう。

2022年10月初句の我が家のシャシャンボ

ヤブコウジ

渋みや酸味は殆ど無く、少し甘いとのこと。種子が大きく果肉が殆ど無い。

センリョウやマンリョウと共に十両とも呼ばれ、冬に赤い実をつける貴重な縁起物として、観賞価値が高い。

2022年10月初句の我が家のヤブコウジ

シラキ

食べられない。種子は油分50%で、かつては灯り用や整髪用に用いられたよう。

種子から実生で育てられるとのこと。

2022年10月初句の我が家のシラキ

シラカシ

10月頃どんぐりがなるそうですが、我が家ではまだ実っていません。食べられるそうです。

オシドリなどの野鳥が食べたりすることも。

マンリョウ

12月頃赤く熟します。味はなく渋みも苦味もないそうですが、果肉が殆ど無く、食用にはされません。

十両、センリョウと共に正月の縁起物として重宝されています。

2022年10月初句の我が家のマンリョウ

センリョウ

我が家では最初に植えられた株は枯れて、ひこばえからのやり直しなので、まだ実っていません。

マンリョウや十両と共に正月の縁起物として重宝されています。

枝ものとしても人気のようです。

ヤブツバキ

夏頃実っていましたが、10月初句では既に開裂して種子を放出していました。食べられないそうです。

椿の油分は最も人肌に近く、肌や髪の保湿を担う乳液として重宝されたよう。

2022年10月初句の我が家のヤブツバキ

サワフタギ

青く熟すと食べられる。青っぽい味で甘くなく、美味しくはない。

2022年10月初句の我が家のサワフタギ

ハイノキ

我が家では10月初句現在、結実してません。

同じハイノキ科のサワフタギと異なり食べられない。野鳥は食べに来る。

アブラチャン

写真は身ではなく冬芽かもしれません。

実は油分が多く、灯りや整髪に用いられたそうです。

食用になるような油ではないとのこと

2022年10月初句の我が家のアブラチャン

以上になります。

そろそろ早い樹種は紅葉が始まるので、またご紹介したいと思います。

  

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