本ブログでは、庭に勝手に生えてきた実生のモミジの成長シリーズを記事にしていますが、今回はJINENさんに植えて頂いた植栽2年目の樹高4mのイロハモミジの開花についてご紹介します。
・イロハモミジの植生が知りたい
・イロハモミジの1年の葉の移り変わりが知りたい
・イロハモミジの開花の様子が知りたい
イロハモミジの植生
・ムクロジ科カエデ属の落葉高木樹
・樹高は最大15m程度
・漢字は伊呂波紅葉
・葉が7つにさけていることから「イロハ」モミジという
・芽吹き始めの葉は赤い
・芽吹き始めに花を展開する
・花言葉は「大切な思い出」「美しい変化」
・紅葉が美しい
・日向若しくは半日陰で育つ
・成長は早い(実生株は最大で1年で1m以上伸びた)
・夏に剪定をすると枝枯れを起こす
・ある程度根付けば水やりは要らない
・新芽にアブラムシが付き易いので、オルトランを予防的に使うと良い
・テッポウムシ、アリ、カミキリが付くことがあるので、注意が必要
・毛虫も発生し易い
イロハモミジ1年の葉の移り変わり
イロハモミジと共に生活するまでは、モミジは紅葉シーズンのみに楽しむものだと思っていました。
しかし現在は、実は3月末の新芽シーズンから始まり、初夏までの深緑の季節、晩秋までの色を移していく季節と1年を通して主役になれる植栽であると思っています。
植栽1年目の移り変わっていくイロハモミジを振り返りでご紹介します。
イロハモミジの開花の様子
植栽2年目の2023年は、実生のモミジが3月の中旬に芽吹きを始め、今回ご紹介する株は遅れること数日で葉の展開が始まっています。
そこから10日程経過した写真を下に掲載します。
芽吹き始めで10日でどこからみても立派なイロハモミジの姿が出来上がりました。
特にここ数日は葉の成長が早く、一番下とその上の写真の差が1日間の成長を反映しています。
モミジは葉の美しさが際立つので、良く忘れられがちですが、この芽吹き始めの期間に花を咲かせます。
このスケールの写真では花に気付くのは難しいのではないでしょうか?
これくらい拡大して漸く花に気が付きます。
イロハモミジは高木なので、目線の高さに枝が来ることも少ない為、開花に気付いている人はより少ないのではないのでしょうか?
この花が終わった後に実をつけるようです。
昨年は開花していなかったので、結実もしていません。
ことしはできた実がそのうち落下し、来年の3月末に沢山発芽してしまうかも知れません。。
3月末現在、段々とイロハモミジ以外の落葉樹も芽吹きが始まっています。
特にコナラは葉が成長した後とは印象が随分ことなる若葉の展開模様で、非常に可愛いので、またご紹介していきたいと思っています。
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