今回は枯れたと思っていたけど復活していた植栽シリーズの「ヤマモモ」編です。
ヤマモモは病害虫も少なく、特別な剪定や水やり、施肥も必要が無く、美味しい実がなる常緑樹として、人気の庭木のようです。
我が家の庭の東部にも、【雑木の庭】寒緋桜の開花からヤマコウバシの冬枯れまで、季節の移ろいを年中感じる東部の紹介には、寒緋桜とアズキナシ(カツラかも)の間には、ヤマモモが植えられていましたが、春を迎えた頃に枯れてしまいました。
しかし、以前【雑木の庭】常緑低木樹センリョウとは?その生命力と縁起木としての楽しみ方で紹介したセンリョウがそうだったように、JINENさんに枯れた株をカットしてもらった後に、強い生命力でひこばえにより復活していたのに最近気が付きました。
それでは詳細をご紹介していきます。
ヤマモモの切株から萌芽した様子
昨年の冬に植栽されたヤマモモは、調子が悪く春ごろにJINENさんにカットしていただいていました。
その後、私自身は切株が残っていたことも知らず、この場所に生えてきていた植物も、実生の何かだろうと差ほど意識せずに抜かずに水やりを継続していました。
そんな折、植種を判定してみようと最近グーグルレンズでみてみたら、ヤマモモという結果でした。
そこで本日2023/1/21、枝葉をかき分けて根本をみてみたら、、切株の脇から株立ちになって萌芽している様子が確認できました!
このひこばえを上からみた写真も載せます。
成長速度を確かめる為に横からみた写真はこちら。
小川重雄さんに竣工写真を撮って頂いた春ごろに、ヤマモモをカットしてもらっていた気がするので、たった9か月で樹高60㎝程度に成長していました。
ヤマモモは成長が遅いと記述をみかけましたが、流石にひこばえは成長が早いです。
ヤマモモのひこばえは結実するのか?ヤマモモの植生は?
少し調べてみると、市場に出ているヤマモモの苗は、接ぎ木苗が多いようです。
接ぎ木苗であれば植栽後4~5年で結実するそうです。
一方実生のヤマモモは結実まで15~20年かかると。。
さらにヤマモモは雌雄異株で、実生からある程度年数がたたないと、雄木か雌木か分からないそうです。
では、ひこばえは、接ぎ木と実生どちらなのでしょうか?
ネット情報では実生の性質をもつようにかかれていますが。。
ひこばえは成長速度が早い特徴をもつので、「接ぎ木」と「実生」の中間程度の時間で結実すれば幸運なのでしょうか?
なんとなく、結実まで15年程度かかるような気もしますが、しばらくは落葉樹二本に挟まれた常緑樹として、このまま育てていきたいと思います。
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