【雑木の庭】実生のモミジを地植えで育てる-半年で最大1mに!!各株の成長の個性を分析

雑木の庭
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実生のモミジを定点観測する目的の振り返り

モミジで一杯の庭にしてみたいが生育情報は無知

3月末から勝手に数十株、庭に生えてきた実生のモミジ、定点観測も半年を迎えました。

最初は、「モミジの1杯の庭は楽しそう」という動機だけはありましたが、モミジの生育に関して無知だったので、1,2年は増えたり伸びたりに任せるつもりでした。

実生のモミジを育てる情報をネットで探すも・・無い

とはいえ、シマトネリコみたいな異常な成長速度と繁殖力で、手に負えなくなるのは避けたかったので、実生のモミジについて簡単にネット検索程度はしてみることにしました。

googleで「モミジの成長速度」で検索すると、鉢植えで年間50㎝程度、地植えではそれ以上とのことでしたが・・地植えのモミジの詳細な情報は中々ネット界隈には落ちていないようです。

実生のモミジを定点観測し、庭を彩れるように株の個性を把握したい

半年程度の観察でも、実生のモミジは遺伝か環境因子によるのか、株による個体差が随分でてきました。

・ひたすらに日向を求めるように直立を問わず、幹がどんどん伸びる株
・日陰の中で成長速度はそこそこで、幹を太くしながら直立に伸びる株
・枝切等していないのに、背が低いのに突然枝の分化をはじめた株

現在は水やり以外は手を掛けていない株達ですが、ある時点で何らかの意図を成長に加えたりしても、山採りの面白い樹形の木の様に、面白い個性を発揮してくれるかもと思ったりします。

そこで本記事では、水やり以外の手を加えないまま定点観測し、成長速度や枝の分化の仕方、幹の変性の仕方等の個々の個性をまとめていきます。

最終的な本シリーズの目的

最終的な理想の目的は、

沢山の実生のモミジを雑木の庭が彩れるように育てて配置したい

と今決めました笑

が、途中で止めるか、一つ二つの盆栽に落ち着くのか、1本2本だけ残すのか、どこまでいけるか、行くべきかは未だ分かりません。

取り敢えず、今回の詳細のご紹介に入っていきます。

モミジの定点観測

下のいつもの我が家の庭のエリアマップに従って、8月→9月の定点観測を記述していきます。

雑木の庭のエリア分け

リビング部1

リビング部1

こちらはシダのクラウンに発生し、7月→8月では20㎝程度伸びた株です。シダに囲まれて育ったせいか、日を求めて幹がどんどん伸びる成長をしています。

リビング部1拡大8月時点

それが9月では、やはり20㎝更に伸びて80㎝程度になっています。
また8月時点では小さくて目立たなかった株が2株程シダから頭を出しています。
株立ちのモミジとして成長したりするのでしょうか?

リビング部1拡大9月時点

こちらは日陰で成長し、幹が緑色に木質化し、水やり後でも直立な姿勢を保ち続けている株です。
8月時点では40㎝程度でした。

リビング部1拡大8月時点

それが9月時点では背の伸びは10㎝程度ですが、直立具合は変わらず幹が更に太くなりました。
風呂庭のモミジも日陰で、背はあまり変わらず幹がどんどん太くなる成長を遂げています。

日陰で育てるのは枝切りをせずに、幹を太くする一つの手段なのかもしれません。

リビング部1拡大9月時点

こちらは7月→8月で10㎝から18㎝に伸びた株です。

リビング部1拡大8月時点

9月には30㎝程度まで大きくなっていました。

リビング部1拡大9月時点

リビング部2

リビング部2はシダにひこばえの様に育っている株です。

リビング部2

7月→8月では背の高さは変わらず、葉の成長のみ見られました。

リビング部2拡大8月時点

9月には数㎝程度だけ背が伸びています。相変わらず線は細いままです。
多分根が成長し難い環境なのではないかと思います。

リビング部1拡大9月時点

リビング部3

こちらはソロの根本の2株に注目していました。

リビング部3

こちらは7月→8月では葉の段数1段のみというささやかな成長の株。
新芽が中々緑色に変わらないことが特徴的でした。

リビング部3拡大8月時点

それが9月には背の高さは2倍程度まで成長をとげています。
赤色だった葉も緑に変わりました。
根が調子出てきたのか、成長が加速度的になっている株です。

リビング部3拡大9月時点

こちらは7月→8月時点で10㎝から20㎝に成長していた株。
このときまでは幹の分化は無かったのですが。

リビング部3拡大8月時点

9月時点では、背の成長以外に変化がみられてきました。

リビング部3拡大9月時点

枝切などは行っていないにもかかわらず、幹が3つに文化しています。
理由は全く分かりません。この先どのように成長するのでしょうか?

リビング部3拡大9月時点 幹の分化の拡大

東部

こちらはコゴミの根本にひっそりとだけいます。

このあたりは陽樹が少なく、樹冠の密度もまだまだ低いので、コゴミが葉焼けしてしまうくらいの日当たりの強さです。

最近ヤマコウバシやヤマボウシ、ヒサカキの葉の密度が上がって来たので、今後は日当たりが和らいできそうです。

東部

7月→8月では葉が2段から5段程度で、陽当たりが強いがあまり成長しなかった株になります。

東部拡大8月時点

それが9月には背の高さが2倍以上と加速度的な成長に変わりました。
更に、背がそんなに高くないにもかかわらず、幹が分化しています。

虫にでも喰われたのか、陽当たりが強いせいなのか?
陽当たりが強い成木が、胴ぶきで枝を増やして幹を守ろうとするように、幼木の分化と陽当たりが関係があれば面白いなと思います。

東部拡大9月時点

南部

南部です。

南部

山桜の足元の株。7月→8月で3㎝程度の成長。

南部拡大8月時点

9月には15㎝程度まで成長しています。

南部拡大9月時点

シダの根本に群生していた株です。

南部拡大8月時点

こちらはシダをマイナス管理で剪定し、モミジの姿が目立つようになっていますが、7月→8月のような顕著な成長は見られませんでした。

南部拡大9月時点

こちらもシダの根本の株。7月→8月で3倍程度と一番の成長をみせていました。
成長が早いせいか、幹は最も細いです。

南部拡大8月時点

九月時点では、背丈がムシカリの一番下の枝を優に超える程まで成長しています。
日を求めてどんどん成長するタイプのようです。

南部拡大9月時点

こちらは、今までと異なり、シダや木の足元でなくとも7月→8月で3倍程度に成長した株。

南部拡大8月時点

9月時点では更に2.5倍程度に大きくなりました。

南部拡大9月時点

アプローチ部

アプローチ部では苔の湿度が効いているのか、陽当たりが適度に良いのか成長が早いエリアになっています。

アプローチ部

7月→8月で2.5倍程度になった株。

アプローチ部拡大8月時点

9月でも2.5倍程度と成長速度をキープ。

アプローチ部拡大9月時点

そしてこちらが最後の株。7月→8月で2.5倍程度になった株。

アプローチ部拡大8月時点

9月には日を求める成長タイプになったのか、最も背丈が大きくなりました。

アプローチ部拡大9月時点

なんと約1mにまで。

アプローチ部拡大9月時点 背丈の測定

ここまでくると、次の紅葉後に庭の中で移植するのかどうか等、今後の行く末を考えていく必要が出てきたかもしれません。

取り敢えず、次の紅葉まで観察を継続したいと思います。

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