【雑木の庭】枝ぶりの主張を残したシロモジの開花は、冬と春の境界を趣深く表現しています

今回は【雑木の庭】ミツバツツジ、シロモジ、ヤマコウバシの紅葉が楽しみな風呂庭の紹介でも記載した、風呂庭のシロモジの開花をご紹介していきます。

シロモジの植生

シロモジの開花

我が家のシロモジは、4本ほどの幹からなる株立ちです。
この4本の内、昨年の夏に2本だけ、理由は定かではありませんが急速に葉が枯れてしまいました。

葉が枯れた株も、まだ完全には死んでいなさそうだったので、復活を心待ちにしていますが、今現在まだ開花はしていません。

その代わり、残った2株には、可愛らしい小さな花が咲き、先端には葉が展開しようとしています。

開花がはじまって2週間もすると、漸く葉の展開が始まりました。

植栽1年目は花が咲くことは無く、結実もしませんでしたので、シロモジが開花する様子を今年初めてみることができました。

写真だと伝わりませんが、小さく繊細な花が、細い枝に数多く開花している様子は控えめに美しく、少し肌寒い季節感に寄り添った趣きを感じます。

アブラチャンやクロモジも似たような咲き方をするので、多分これがクロモジ属の個性（クスノキ科の個性？）なのかと思います。

もうすぐアブラチャンも開花しそうなので、追ってご紹介していきたいと思っています。