つい先日、【雑木の庭】枝ぶりの主張を残したシロモジの開花は、冬と春の境界を趣深く表現していますにてシロモジの開花をご紹介しました。
今回は同じクスノキ科クロモジ属のアブラチャンの開花をご紹介していきます。
シロモジと同じく、植栽1年目の去年は開花しなかったので、我が家での開花は初めてになります。
アブラチャンの植生
アブラチャンの開花
シロモジと同じように、枝先には葉の冬芽がつき、その下に花芽が群がります。
1枚目は大半が蕾の状態です。
2枚目は7部咲程度の枝。
シロモジも枝が細く、繊細な雰囲気でしたが、アブラチャンの枝は更に細いです。
こちらは花の拡大写真。
花の色付きも良く、繊細な枝ぶりが美しいので、枝モノとしてインテリアに活用しても絵になりそうです。
葉の展開がはじまったクロモジ
開花から2週間程度、漸く葉の展開が始まりました。
花も散っていないので、葉と花が同時展開しています。
因みに、クロモジ属で最初から花と葉が同時に展開するのは、ヤマコウバシだけだそうです。
我が家のクロモジ属の植栽
我が家のクロモジ属の植栽は、「シロモジ」「アブラチャン」「クロモジ」の3種になります。
クロモジはまだ蕾の状態ですが、開花次第、状況をご紹介していきたいと思っています。
シロモジ、アブラチャンより開花が遅いせいか、葉と同じ時期に花が展開されそうです。
なので、同じクロモジ属でも他の2種より儚さのイメージは薄れ、より春めいた印象になりそうな気がしています。
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