今回は、雑木の庭が2年目を迎えることで緑の量が増加し、更に気兼ねなくカーテンを開けて外と繋がる生活を実現できることをご紹介していきます。
近年カーテンを開けて暮らす生活、外と繋がる生活の啓蒙活動が増えているかと思います。
しかし実際は間取り、窓の位置、植栽、外壁などを駆使しても、完全に気兼ねなくカーテンを開けるというのはハードルが高いのではないでしょうか?
ですので、暮らし始めで完全な状況を実現するのではなく、徐々に工夫を重ねていくことで、より心地良い生活を求めていくという考え方の方が現実的なのでは?と最近思うようになりました。
その中で「雑木の庭」というのは、通気通脈が整えられていれば年々成長し、徐々に徐々により良い生活を送る為の武器になってくれるかも、ということで、本記事をご紹介していきたいと思います。
気兼ねなくカーテンを開けて暮らす為の工夫の振り返り
気兼ねなくカーテンを開けて暮らす生活の為の前提として、我が家のテーマと家づくりの工夫を振り返りました。
我が家は、「懐かしく心地よい景色を感じながら暮らす」をテーマに家づくりを行いました。
その為に、①L字型の形状、②板塀、③雑木の庭によって、カーテンを開けても周囲からの視線に気兼ねすることが無く、暮らすことができるように工夫しています。
植栽1年目と2年目の比較
下の写真は植栽1年目の夏の我が家の外観です。
この時点でも、十分景色は完成しているのですが。。
そしてこちらが2年目の4月中旬の我が家の外観です。
中心のイロハモミジとコナラの緑量が増加しています。
このモミジとコナラの緑の増加を家の中から眺めたのが下の写真になります。
中心から左の部分の緑が増加して、奥の家の存在が殆ど気にならなくなっています。
昨年は下の写真のように中心から右側が、杜の景色だったのが、徐々に中心から左側にも杜が広がっているイメージです。
因みに庭から中を見た景色は下の写真のようになっています。
土間からの景色もほぼ、隣地が見えなくなりました。
植栽3年目以降の狙いの景色
2023年の1月に「杜感を一層感じられる庭にはどうやったら成長していくか?」をテーマに、【雑木の庭】コナラやモミジの実生木や幼木で杜の景色を育てる構想の紹介で今後の狙いを書いています。
主に、リビングから外をみて、左側の景色を実生木や植栽されている幼木の成長によって、充実させていきたいと思っています。
実生木や幼木の成長は、成木よりも変化率が大きいことから分かり易い為、また写真に記録してご紹介していきたいと思います。
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