植栽から3年目を迎えた我が家の庭。
新緑の季節でコナラがこれまでになく旺盛に芽吹き、太陽の光が地上に届かなくなってきたので、初めて自分で剪定してみました。
今回は、新緑の季節のコナラの剪定前、剪定後の様子や、剪定に使用した道具等をご紹介していきます。
コナラの特徴と植生、成長速度
基本的な特徴や植生は以前に【雑木の庭】根や菌糸を伸ばし、環境を改善してくれる雑木の庭の王様、コナラの開花でご紹介しています。
成長速度は、【雑木の庭】春から初夏のコナラ、ムクノキ、ヒメシャリンバイ、オトコヨウゾメの成長速度や、【雑木の庭】コナラやエゴノキの成長速度を利用して短期間で緑のカーテンを増強する方法でご紹介したように、1年で1m~2mと非常に早いです。
目隠しとして、いち早く、緑のカーテンが欲しい時は重宝するかと思います。
晩秋にはモミジと併せて【雑木の庭】何か月も紅葉を楽しむ為の多種多様な植栽達-晩秋の主役はコナラから美しい紅葉も魅せてくれます。
コナラの剪定道具(高所作業を控えたい人向け)
高木であり成長が早いコナラは、基本的には「三脚脚立」に上って「ノコギリ」で剪定するのが良いのかもしれません。
しかし、高所作業に自信がなかったので、今回は「高枝ばさみ」を使用することにしました。
超軽量伸縮式高枝鋏ライトチョキズーム
アルスの150Z-3.0-5Dという、
長さ1.8m-3mの伸長式、重量810gのカットキャッチ機構付き、切断目安12mmの高枝ばさみを購入しました。
コナラの剪定時期
本来はコナラの剪定に好ましい時期は、落葉後の11月中旬~3月と花後の5月中旬~9月とのことです。
しかし、コナラは丈夫なので、よほど大丈夫だろうと思い、虫も少ない4月中旬の現在に剪定を実施してしまいました。
剪定前のコナラの様子
今回は、この高さ4~5m程度の株立ちのコナラを剪定することにしました。
剪定箇所
基本的に樹形はJINENさんにお任せしたいので、自分では胴ぶきや徒長枝、明らかに混みあった枝を剪定するのみとしました。
剪定後のコナラの様子
こちらが剪定後のコナラです。
最低限だけ切ったつもりでしたが、結構枝数が減った気がします。。
写真では分かり難いですが、センスが無いので枝先がぼっちゃりしています。
剪定にかかった時間とゴミの量
今回、この株立のコナラだけで2時間かかりました。
当たり前ですが、プロの方々のスピードや美しさには到底及びません。。
切った枝の量は、45Lのごみ袋1つと少し分でした。
剪定後の感想
明らかに不要だと思える枝ばかり切っていっても、終わってみると、枝先に葉が集中したようなぼっちゃりとした、美しくない樹形になってしまう気がしました。
美しく、鑑賞価値を留めるような剪定は、余程の技が必要な気がします。
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