種苔をいきなり庭に直接蒔くという、手抜き苔庭DIY、1回目は秋に実施して4週間後にその定着具合を確認していました。
そして、2023年5月上旬鳥害にあったエリアの補修や、苔エリアの拡張の為に追いゴケを実施しています。
今回は、5月初旬という初夏の季節にも、庭への直接のまき苔が定着しているか確認した結果をご紹介していきます。
まき苔4週間後の定着具合の確認
まずは庭の南部の5月初旬に蒔いた状態の確認から。
色が茶色になっている部分が追い苔した部分になります。
それから4週間後の5月下旬、まだまだ茶色い部分を残すものの、緑色の面積が増え、無事に苔が発芽しだしているのを確認できました。
次は庭の東部の5月初旬の蒔き苔後の様子。
このエリアは、種苔の中にハイゴケの割合が多かったのか、茶色の部分がまだ多いです。
しかし風で飛ばされていったりして、薄くなっていないのでOKとします。
そしてこちらは、追い苔では無くて、新規に5月初旬に蒔き苔を実施したエリア。
このエリアは殆どが日陰の時間帯なので、もっとも綺麗に成長していました。
少し拡大してみるとその差は歴然です。
このまき苔直後の様子に対して、
4週間後のこちらは、青々と育ってきています。
更に拡大してみると、スナゴケが発芽しているのが分かります。
今回の確認によって、蒔き苔を初夏と秋の2シーズンにおいて、目土やキッチンペーパーなどの養生無に、直接庭に蒔いても、無事に定着と成長をさせることが可能なことが分かりました。
次回は、秋に実施したまき苔が、8か月経過してどの程度苔シート並みの外観に近づいたか、その様子をご紹介していきたいと思います。
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