今回は、ツツジ属の中でも2番目に早い開花となった、ミツバツツジの開花をご紹介していきます。
・ミツバツツジの植生が知りたい
・ミツバツツジの蕾から開花までの様子が知りたい
夏に花芽ができてから、長い長い間待ち続けましたが、漸く咲いてくれました。
植栽1年目は咲いてくれなかったので、足掛け1年、待望の開花です。
ミツバツツジの植生
・ツツジ科ツツジ属の落葉低木樹
・漢字は三葉躑躅
・樹高は最大3m程度
・開花期は4月~5月(今年2023年は早い開花ですね)
・紫の鮮やかな花
・花言葉は「節制」「抑制のきいた生活」
・耐寒性、耐暑性は強い
・接ぎ木や挿し木では増やせない
・実生で増やせるが成長に時間がかかる
・病害虫は少ないがベニモンアオリンガに注意が必要
・陽当たりが良い場所から半日陰で育つ
・水やりは地植えなら天気任せ、乾燥には弱いのでマルチングしてあると良い
・秋に紅葉する
ミツバツツジの開花までの様子
1年目は開花しませんでしたが、2年目の1月、写真のように花芽が目立っていましたので、今年こそはと期待が膨らんでいました。
ツツジ属の中でも開花が早い玄海ツツジは、【雑木の庭】ツツジ科の中でも一等早い、玄海ツツジの開花でご紹介したように、3月下旬初めに開花を迎えていました。
それから4日後程度、大分蕾が膨らんできました。
下の写真は風呂庭の株ですが、こちらも満開間近で、花の先端には蕾の殻が帽子のように乗っています。
蕾の膨らみから更に4日目、ついに多くが花開きだしました。
玄海ツツジが薄い色で、控えめな美しさだったのに対し、ミツバツツジはかなり艶やかな雰囲気です。
少し早めに開花した風呂庭の株の経過から鑑みると、この後1週間程度は華やかな様相を魅せてくれそうです。
風呂庭のミツバツツジの株はもっと大きく、花の密度も高いのですが、そちらは別途後日「風呂庭の景色」としてご紹介したいと思います。
3月からはじまった早春の開花リレー、既に十数種類を越えましたが、この後もしばらく続きそうです。
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