前回の2年目の春の実生コナラに引き続き、我が家の庭に勝手に生えてきたコナラの成長具合をご紹介していきます。
以前に、JINENさんによって植えて頂いたコナラの幼木が、植栽2年目でとんでもない成長速度になってきたことを【雑木の庭】コナラやエゴノキの成長速度を利用して短期間で緑のカーテンを増強する方法でご紹介しています。
基本的に実生株の成長具合は、株間の個体差が大きく、一様では無かったのですが、この夏にはその個性がより顕著になり、2か月程度で殆ど成長していないものから、1m程度伸びているものまで、様々となっています。
それでは、成長の勢いにのった実生株が、どれほどの様子になっているのか、詳細をご紹介していきます。
コナラの定点観測
今回は、全ての株の成長具合ではなく、顕著な成長を見せた株のみをピックアップしてご紹介していきます。
リビング部3
涸沢近く、それほど陽当たりも良くない場所の株。
5月時点では、40cm強といったところ。
それが7月には一気に1m数十センチ程度にまで。
コナラの成長速度は時間に対して全く線形でなく、地中に上手く根を伸ばすと一気に急上昇するようです。
南部
この株は、まだ5月時点では実生苗らしい可愛らしさを十分に残していました。
それが7月になると、四方八方に成長点が発生し、暴れまわっています。
東部
こちらも、5月時点では実生から1年経過していてもまだ小さな苗のようでした。
気付いたら1mを優に超える高さまで成長しています。
最後に
コナラの実生は、成木のどんぐりから勝手にどんどん発生してきます。
なので、そろそろ多くの実生株は剪定や盆栽への移行などのマイナス管理をしていこうと思っています。
選定や盆栽の方法を勉強し、実践していく様子もまた別途ご紹介していきたいと思います。
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