今回は、つい先日開花のご紹介を【雑木の庭】アカシデの開花から若葉の展開が完了するまででしたアカシデの病害虫の疑いとその対策についてご紹介していきたいと思います。
アカシデの新緑に感じた違和感、黒斑病?
毎日植栽の様子を見て回るのが楽しみになっているのですが、最近アカシデに違和感を感じていました。
全体としては、下の写真のように綺麗な新緑なのですが、枝先の若葉がしおれてきているように感じました。
枝先を毎日観察していると、、若葉が赤いのはアカシデ固有の特徴で問題無いのですが、黒い班ができているのに気が付きました。
それも一か所では無く、複数個所に。
もしかしたらこれがアカシデに発生するという黒斑病なのかも知れません。
しかし、新緑の若葉が展開し始めた元気なはずのアカシデに、黒斑病が発生するものなのでしょうか?
アカシデが弱っている心あたり
昨年秋口のことなのですが、株元に大量のおが屑のようなものが発生していました。
当時は、カミキリかもということで、専用の殺虫剤を散布し、また被害が発生したら分かるように、おが屑を除去しておきました。
昨年はこの後、特に被害を感じることはなく、落葉を迎えて冬を越し、現在に至っていました。
今年も株元が被害に遭っていないか確認することに
昨年と同じ箇所をまずは確認しました。
おが屑は発生していませんでしたが、下の写真のように、何やら穴が空いている気がします。
また蟻が少しこのあたりだけ多い気がします。
アリの巣ができた結果、アカシデが弱っているのかもしれないと思い、取り敢えず下の写真のカミキリムシ用のキンチョールEを差し込んで、薬剤を注入しました。
穴がそれなりに大きいような気もするので、昨年JINENさんにアドバイス頂いたトップジン等で、保護膜ができるようにケアしていきたいと思います。
このあと無事にアカシデが育っていくかどうか、また今後ご紹介していきたいと思います。
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