2023年2月末、二十四節気の雨水を越えて、来週からは春の温かさを迎えようとしています。
今回は、【雑木の庭】樹形が際立つ落葉後の冬庭、2年目は冬芽が沢山発芽していますの記事から一カ月半、冬芽がついに芽吹きかけてきた様子をご紹介していきます。
植栽1年目の昨年は開花一番は寒緋桜でしたが、今年はオトコヨウゾメの花芽の成長が早そうです。
冬末期の雑木の庭の全体像
植栽2年目の今年はコナラの枯凋性が非常に強く発現しており、未だに多くの枯葉が枝に残っています。
なので、1月の頃から全景は変化していません。
芽吹きかけの植栽達
ヤマアジサイ
芽吹き一番乗りはヤマアジサイでした。
根元からキャベツの様に芽吹きが始まりました。
茎上部の冬芽は芽キャベツの様な様相で開きかけています。
シャラ
一見、一カ月半前と変わっていません。
しかし、近づいて芽を見てみると、確実に先月より成長し開きかけているのが分かります。
クロモジ
一月時点では、葉芽が目立っていました。
この2月末には花芽の成長が目立ちはじめています。
豆のような目が花芽、とがった目が葉芽になります。
昨年はクロモジは花が咲かなかったので、今年は開花を楽しみにしています。
ヒメシャラ
ヒメシャラは全体的に冬芽が大きく、密度が高く成長してきて、白い雪の華を身にまとっているような美しさが見られてきました。
オトコヨウゾメ
オトコヨウゾメは、葉芽が未だ成長していないのに、花芽が既に開きそうになっています。
確か去年の開花は3月中旬頃だったので、今年は少し早いくらいになりそうです。
今年の開花順
今年は去年開花が見られなかった植栽達も、開花が期待できそうです。
予想では3月から、寒緋桜→玄海ツツジ→オトコヨウゾメ→山桜と開花が続き、四月にはアブラチャン、ガマズミ、クロモジ、ムシカリ、ミツバツツジ、バイカウツギ、シャリンバイ、コバノズイナ、クロモジ、シロモジ、ブルーベリー、アセビ、ハクサンボクと開花ラッシュを迎えそうです。
また順次開花の様子をご紹介していきたいと思います。
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