今回は先日紹介したオトコヨウゾメと同じガマズミ属である、ガマズミの開花をご紹介していきます。
枝や幹、葉とバランスよく野趣に溢れたオトコヨウゾメの開花と比べ、どのような様態の花を咲かせるのでしょうか?
・ガマズミの植生が知りたい
・ガマズミの開花の様子が知りたい
ガマズミの植生
・レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木樹
・樹高は最大4m程度
・花期間は4~6月
・花言葉は「結合」「私を無視しないで」
・ガマズミ属に特徴的な散房花序を出して、小さな花の集合をつくる
・9月頃果実が赤く熟す
・果実は美味しく、ジュースや果実酒にもなる
・果実はメジロ、ツグミ、ヒヨドリなども好んで食べる
・秋に紅葉し、落葉後も果実は枝に残る
・日向を好む
・地植えでは水やりは必要ない
・病気は殆どないが、まれに褐斑病、うどんこ病にかかる
・虫はカイガラムシ、サンゴジュハムシがつくことがある
・実生や挿し木で増える
ガマズミの開花の様子
植栽2年目は2023年の4月に入った途端に咲き始めました。
それから3日もすると、ほぼ満開に。
3月中旬に咲き始めたミヤマシキミの花期が長く、ガマズミと競演してくれています。
明日明後日には、ガマズミの後ろのヒメシャリンバイも咲き乱れ、この競演に参加してくれそうです。
先日の同じガマズミ属であるオトコヨウゾメと、花の形も葉の形も良く似ています。
但し、ガマズミの花の方が、花の集合体の大きさが二回り程大きく、こちらを見てと言わんばかりの主張をしています。
さすが花言葉が「私を無視しないで」というだけあります。
このあたりは同じガマズミ属ではないものの、同じレンプクソウ科のムシカリとの方が雰囲気が似ています。
ムシカリの開花はあと3~4週間後でしょうか。
我が家のガマズミは樹高がまだ1m程度ですが、割と成長速度は早く、ひこばえもどんどん出てくるので、来年にはもっと激しい主張をした株立ちの開花となりそうです。
今年の様子をしっかりと記憶し、来年の花付きと新たな景色を楽しみにしたいと思います。
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