【雑木の庭】殺虫剤4種によるキノコバエ対策!オルトランDXが最適か!?

雑木の庭
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今回は春先から庭に発生していたキノコバエとの闘いを紹介します。

色々な殺虫剤を挙げていますが、結論からいうと、この戦いで決定的な役割を担ったのはオルトランDXになります。
但しオルトランを一回使用しただけで完全に駆除ができたわけではありません。
2回の散布とアースジェットの組合せで、現在気にならない程度までキノコバエは減っています。

 ⇒ 植栽2年目の現在、オルトランが全く効かなくなってしまいました!!
   【雑木の庭】オルトランが効かなくなったコバエには、スミチオン粉剤で対策しました
  に書いた様に、スミチオンに薬剤を切り替えて、キノコバエ抑制に成功しています。
 ➡ スミチオンは年に2回しか使用できないので、【雑木の庭】蓄圧型噴霧器と木酢液で蚊とコバエ等の虫を簡単に一掃したレビューに書いたように、普段は木酢液の散布で、コバエや蚊を抑制するのが、庭の益虫に対しても良さそうです。

この記事では、キノコバエの発生を大幅に抑制する為に、5つの殺虫剤をどのように使用していったかをご紹介し、同じ悩みを持つ方々に少しでも解決のヒントにして頂くことを目的としています。

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キノコバエとは?

特徴

体長2mm程度の黒い虫で、集団で飛び回ったり、壁についていたりします。

刺したりすることもなく、毒もない為人体に無害ですが、大量に飛び回るため不快です。

植物を食べます。

土の表面から2~3cmの深さに卵を産み、幼虫、蛹を経て1か月後程度に羽化します。

発生地域

愛知県、岐阜県、広島県、静岡県、京都府等で大量発生することが確認されています。

発生源

明確な発生源は不明ですが、腐葉土での増殖が確認されているそうです。

発生時期

梅雨時期が盛んらしいですが、我が家は3月頃から出始めました。

一般的な対策方法

・木酢液をスプレーする(今回試していません)
・殺虫剤・農薬を使用する
・粘着テープを使用する(今回試していません)
・めんつゆトラップ (ショウジョウバエにしか効きません

今回は2番目の殺虫剤・農薬の効果を検証しました。

殺虫剤・農薬によるキノコバエの対策

イカリ消毒/ムシクリン コバエ用スプレー

天然除虫菊エキスをベースにした、水性の殺虫剤です。

ネットでキノコバエの対策用殺虫剤を調べたら、本製品の評判が良かったので最初に試してみました。

使用法

植栽している土に向かって、朝方1日1回噴霧

効果

使用に従い、少しづつコバエは減っていっているようには感じた・・

問題

400mlしかないので、1週間もたずに無くなってしまった。

結論

400mlではコバエの完全対策には程遠かった。700円以上/400mlと高コストなので、本製品での殲滅は諦めた

ベニカXファイン

こちらは植物にかかっても大丈夫なタイプの薬剤です。

ムシクリンと同じくネットでの評判が良く、コストも1400円/1000mlとムシクリンより安かったので使用してみました。

ベニカx
使用法

植栽している土に向かって、朝方1日1回噴霧

効果

使用に従い、少しづつコバエは減っていっているようには感じた・・

問題

1000mlでも意外とすぐに無くなってしまった。

結論

1000mlではコバエの完全対策には程遠かった。効果はムシクリンと同程度で本製品での殲滅は諦めた

オルトランDX

メーカーによると、

浸透移行性の殺虫成分を2種類配合。土にばらまくだけで植物に吸収され、植物全体を害虫から守る予防的効果※が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。

とのことで、葉につく害虫・土の中の害虫を同時に防除できるそうです。

オルトラン
使用法

植栽している土にビニール手袋で粒剤を適当にまいた。
約132平米に対して1000g使用。
40g/平米が限度量なので使用量はOKと判断。

オルトランの散布密度のイメージは下の2つ目の写真になります。

このあとの水やりで土に溶解浸透し、徐々に植物が薬剤成分を水と共に吸い上げていくそうです。

オルトラン散布前
オルトラン散布後
効果

散布後1週間後あたりから劇的にコバエが減りました。

問題

ひと月半程度はコバエが減っていきましたが、2か月後程度からまた徐々に増え始めました。
それでも散布前に比べると格段に少ない数です。

結論

約1100円/1kgと効果の割に低コストなので、継続使用することにした。
2回目の使用でコバエの発生量はほぼ目の高さまでは、気にならなくなった。

残存した問題

手が届かない程度の高さで、夕方くらいにコバエの集団の発生が残る箇所があった

アースジェット

手が届かない程度の高さでまだ、コバエの集団がいたので、アースジェットで地道に退治していくことにしました。

3週間程度かけて徐々に数が減ってきたように感じ、この6月の猛暑でいなくなりました。

まとめ

・キノコバエ駆除で最も効果があったのは、葉につく害虫・土の中の害虫を同時に防除できるオルトランDXだった。
・空中に残っていたキノコバエの集団は、アースジェットと猛暑により7/25現在姿は見えない。
・本日念のため3回目のオルトラン散布を行ったので、今後の経過を見守っていく。

番外編 オルトランで蚊が減る!?

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