下の記事でアップした通り、我が家は土間を除いた居住部のUA値は0.4程度になります。
6地域なので、G2とG3の間の断熱レベルです。
冷房はエアコン一台で賄えるように、奥野さんが工夫して下さっていたので、この梅雨時期、一昨日からそのエアコンの運用をはじめました。
結果は、エアコン一台で、「リビング、居室2部屋、廊下、脱衣室、トイレ、和室」の居住空間が寒くもなく、適温でさらっと快適になっています。
当該のエアコンが配置してあるリビングの記事はこちらです。
それでは詳細をご紹介していきます。
エアコンの仕様
メーカー | 三菱電機 |
型番 | 霧ヶ峰JXV-7121 |
除湿 | 再熱除湿可能 |
冷房能力 (kW) | 7.1 |
消費電力(W) | 105~2600 |
さらっと除湿冷房という機能で再熱除湿によって、冷房を温度と湿度の指定ができる仕様になっており、梅雨時期も除湿時に部屋を寒くしないで済む期待がもてます。
見えない場所へのエアコンの設置
我が家はリビングが吹き抜けになっており、2階と繋がっています。
エアコンは写真のように二階廊下の天井が一部、木組みの格子越しに空間が設けられており、この空間にエアコンが設置されています。普通に生活していたら目に入ってきません。
美しく機能的なエアコンの納まり
エアコンの目隠しになっている格子ですが、弘栄さん手造りの無垢のヒノキで設えてあり、まずそれ自身が美しいです。格子の間隔もエアコンの風を妨げない程度に広く機能的です。
このエアコンの風がきちんと1階に届く建築的な工夫が二階廊下に施されているのですが、それは奥野さんのHPでこの家が紹介されて以降に公開したいと思います。
更に廊下の照明をつけると・・・トップ画像やこちらの写真のように美しい光の影を落としてくれます。
この仕掛けは家ができるまで全く知らされておらず、建築家の腕に魅せられました。。
エアコンの効き具合
二階の居室二部屋は、吸気口しかない為か、扉を開けていないとさすがにエアコンの恩恵はありませんでした。今は部屋を閉じて運用する必要がない為、開けておけば問題ないです。
一階の廊下以降へは、リビングとの境界に扉があります。
この扉はナニックという開閉可能な木製のブラインドが仕込まれているため、このブラインドを開ければ通気が十分とれます。
「和室、トイレ、浴室、物干し部屋」には排気口がありリビングからこちら側へ空気の流れができているので、もしかしたらナニックを閉めていてもエアコンは効くかもしれません。
現在、リビング扉のナニックを開けてエアコンを運用していますが、「和室、トイレ、浴室、物干し部屋」もさらっと快適な湿度環境となっています。
(設定温度は28℃です。外気温程度まで下げる必要があるのかどうかは分かりません。。)
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