【雑木の庭】秋麗の候、紅葉の皮切りは、どんぐりの落下と共にはじまるようです

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2021年の年末に植栽された我が家の庭、落葉樹が過半数を占めるので、紅葉を今か今かと待ち望んでいました。

幾本のコナラからどんぐりが盛んに落ち始めた昨今、ついに一部の植栽が紅葉を始めたのでご紹介します。

本記事がお勧めの人

・雑木の庭における紅葉のはじまりの様子が知りたい

・数十種類の雑木の植種が紅葉していく順番を知りたい

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我が家の植栽リスト

これで全てではありませんが、我が家の植栽リストを下記記事に記載していたので、抜粋してきました。

開花時期樹種
三月中旬カンヒザクラ
三月下旬ヒサカキ
三~四月ドウダンツツジ
三~四月アセビ
四月初句山桜
四月アブラチャン
四月玄海ツツジ
四月ブルーベリー
四月クロモジ
四月シロモジ
四月オトコヨウゾメ
四月下旬ミツバツツジ
四~五月ハイノキ
四~五月ハナイカダ
五月シャリンバイ
五月バイカウツギ
五月ガマズミ
五月ムシカリ
五月サツキ
五月サワフタギ
五~六月ヒメシャリンバイ
五~六月ソヨゴ
五~六月アズキナシ
五~六月常緑ヤマボウシ
五~六月エゴノキ
五~六月コバノズイナ
六月ヤマアジサイ
六~八月ヤブコウジ
七月センリョウ
七月マンリョウ
七~八月キンモウツツジ
七~八月ヒメシャラ
開花順にまとめた植栽リスト

二十四節気のうち寒露となり、季語は秋麗の候と表される2022年の10月中旬、コバノズイナヒメシャラの紅葉がいち早くはじまりました。

どちらも庭の中で西日が最もあたり、寒暖差が大きい下の写真のアプローチ部になります。

雑木の庭のエリア分け

コバノズイナの紅葉

コバノズイナとは?

アメリカ東部原産の落葉低木樹になります。
日本のズイナより葉が小さいことから、「小葉の髄菜」と名付けられたそうです。

耐寒性、耐暑性に優れ、非常に丈夫です。我が家でもこの10か月で成長著しい為、既に二回程剪定をしています。

その丈夫さゆえか、5月時点では植栽1年目にかかわらず満開の花を咲かせていました。

コバノズイナの開花

樹高は1~1.5m程まで。
日向から半日向が好ましい。
病害虫が付きにくく、シャラやクロモジ、山桜、エゴノキと異なり食害にもあいませんでした。

紅葉の写真

背丈も大きく育ったズイナですが、一部真紅と言っていいくらい真っ赤に紅葉がはじまっています。

紅葉がはじまったコバノズイナ

まだ色むらが大きいですが、最終的には赤一色に美しく紅葉するため、紅葉木とも呼ばれているそうです。

ヒメシャラの紅葉

ヒメシャラとは?

落葉の中高木になります。
シャラノキよりも葉や花が小さい為、ヒメシャラと名付けられたそうです。

幹の美しさからヒメシャラは「日本三大美幹」と呼ばれるそうです。

我が家のヒメシャラは葉がまだ小さく、写真だとよくわかりません。

紅葉の写真

西日を強く受けたせいか、葉が乾燥して既に落葉もはじまってしまっています。

今年は一様な紅葉は無理なようです。来年のオレンジかかった綺麗な紅葉に期待は持ち越しです。

花はそれほど咲きませんでしたが、実はしっかり実り、いくつかは種子を地面に落としていました。

まだ紅葉は皮切りになりますので、他の大部分の樹種の紅葉を今後ご紹介していけたらと思います。

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