【雑木の庭】秋の蛾(シャクガ?)によるエゴノキの食害!最も効果があった対策と、今後の予防について

雑木の庭
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今回は植栽1年目の雑木の庭で、真夏までは青々と元気だったエゴノキの食害と、その対策についてご紹介していきます。

2022年8月初句の我が家のエゴノキ
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この一年の食害の振り返り

我が家の雑木の庭は、2021年の年末にJINENGARDENさんに植栽頂き、春の芽吹きからはじまり、現在紅葉へと秋を深めていっています。

全ての落葉樹の紅葉が見られたらと、願っていますが、夏が終わるまでにいくつかの植栽が食害にあっています。

但し、下記の記事の様に秋に新芽を出しはじめ、再生もはじまっていますが。。
少し振り返ってみたいと思います。

シャラ

初めて食害に脅威を感じたのはこのシャラの被害でした。

コガネムシに食害されたシャラの木
お食事中のコガネムシ

水やり中に違和感に気付き、たった1日で1枝の大部分の葉が無くなっていました。
たまたまお食事中のコガネムシに気付き、コガネムシの脅威に気付くことができました。

コガネムシは、アースジェットの長時間噴射でなんとか防除しましたが、逃げられる可能性もあるので、「虫ころり」等より強力な殺虫剤の方が適していそうです。

クロモジ

クロモジも梅雨時期から夏にかけて盛大に食害にあっています。

今現在、どの虫の被害かはまだ分かっていません。
オルトランDXでは防ぎきれない類の種のようです。

食害にあったクロモジ

ムシカリ(オオカメノキ)

ムシカリはその名前の由来のごとく、虫に喰われやすいようでした。

今現在、どの虫の被害かはまだ分かっていません。

ただ、水やり時に葉水をやると虫が散らばっていくので、蛾など中を飛ぶ系統からの食害かと思われます。

ムシカリ

アブラチャン

アブラチャンもよく食害にあっています。

今現在、どの虫の被害かはまだ分かっていません。

アブラチャン

これまでの食害に対する防除の考え方と問題点

今までは、

「食害に気付く」⇒「虫を発見する」⇒「被害の大きさに脅威を感じる」⇒「虫を防除する」

という流れで防除してきました。
つまり、食害の原因を発見し、実害の大きさを認知して初めて対策をするという考え方でした。

しかし、この後手後手の対策にはいくつか問題があります。

これまでの食害対策の問題点

・食害に気付いてからの初動の為、植栽は既に大きなダメージを受けている
・原因が不明な食害は放置し、自然回復に委ねているが、完全には見た目は回復しない

今後の食害の許容値の考え方は?

今現在の食害におけるダメージは、葉が一部か大部分が落ちてしまい、見た目がよろしくなくなるというものです。

植栽が枯れるかどうか?ということまでには至っていないように思います。

見た目だけに関わるならば、自分が許容値を決めれば良い気もしますが。。

この許容値に関しては、今後の食害対策の勉強と、実働の労力にも関わってくるので、単年では答えがさせなさそうです。


植栽も二年目、三年目になってもっと調子が出てくれば耐力ももっとついてきて、状況も変化するかと思います。

今後のより良い食害対策の考え方

食害の許容値をまだ決められないとはいえ、現状後手後手の対策及び、原因不明に対してはされるがままになっているので、今後勉強してゆき、考え方を構築していきたいと思っています。

この考え方については、次第別途まとめて記事にしたいと思います。

蛾(シャクガ?)によるエゴノキの食害

前置きが長くなってしまいましたが、本記事の本題に入ります。

真夏までは青々と元気だったエゴノキでしたが、9月に入り、葉がどんどん落ちて来てしまいました。

まだすっかり裸というわけでは無いですが、このままでは紅葉が見られなくなると危機感を感じました。

エゴノキ
エゴノキ

エゴノキの食害は蛾が原因?

葉をよくみてみると紅葉の準備とは言えない、病的な変色がみられます。

エゴノキの葉の変色

葉水をすると蛾が、大量に飛び立ちます。

蛾が直接葉を食べている様子は見れていませんが、これは蛾による食害ではないかと推察しています。

シャクガ?

googleレンズでは、シャクガと出てきました。

葉水による対策は効果なし?

水やり時に葉水をすると、一応一回は蛾が飛び立っていなくなるので、二週間ほどは葉水で様子見をしていました。

しかし一向に蛾の数は減らないし、落葉していくのを止められませんでした。

ベニカXファインスプレーで蛾がいなくなった

殺虫剤系を使うしかないかと思い、キノコバエ対策で即効性も持続性もあった、オルトランDXが最初に頭に浮かびました。

しかしオルトランDX粒剤は、成分を植物が地中から吸い上げて効果を発揮するタイプであり、有効な高さに制限がある為(1m強?)、効果が出ないと思い止めました。

そこで、脚立を使って枝全体にスプレーでき、効果の持続性もうたわれているベニカXファインスプレーを試してみることにしました。

ベニカXファインスプレー

スプレーをして1週間経ちましたが、現在無事に蛾はいなくなりました。

このまま大事に見守っていき、何とか紅葉が見られるようにしていきたいと思います。

ベニカXファインスプレーは食害の予防にも使えそう

ベニカXファインスプレーは植物へ危害を与えるような薬品では無い為、その持続性に期待して食害の予防にも使えそうな気がしました。

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