久しぶりに朝方にいい晴れ間が現れたので、お庭の撮影をしてみました。
雨上がりの雑木の庭は、JINENさんもイチオシの風景となります。
朝や夕方は、背が高いコナラやモミジなどのお陰で、低木や下草に柔らかい木漏れ日を与えてくれるのですが、雨上がりだと葉に付いた雫がキラキラと細やかな光源になってくれます。
こんな日は土間の椅子からゆっくり庭を眺めたり、目線を低くしたり高くしたり、、ただゆっくり過ごしたくなります。
撮影機材は下記になります。機材に腕が追い付いていませんが。。
・カメラはD810 ・レンズはAF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
土間から見える景色
朝、土間の東の開口部からは、植栽達が逆光を受けることになり、一際美しく見えます。
一番近くに見えるのは、盆栽の様な小さなシャラとアセビ。
背が低く綺麗にまとまり、視線の奥行きを邪魔しません。
新緑のイロハモミジ
6月に入ったとはいえ、まだ若々しく青々しいモミジ。
薄い葉が朝日を透過させることで発生する、黄緑と緑のコントラストが綺麗です。
朝日を背に受けるベニシダ
エゴノキやシャシャンボの樹冠の元、日を一杯に浴びようと背を直立にもたげて成長する様が可愛いです。葉裏には早くも胞子嚢を携え,次の世代への受け渡しがはじまります。
アセビ
アセビは常緑樹の割に葉が細かく繊細な形をしています。割と新芽をよく出すのですが、モサモサとせず、年間を通して美しい姿を披露してくれる貴重な植栽です。
ブルーベリー
ブルーベリーは「水で育てる」と言われるほど乾燥を嫌う植物らしいです。そのせいか雨と光のコントラストをまとった姿が本領なのか、雨上がりは大変美しいです。
実だけでなく、見た目も楽しめる植栽ですね。
ドウダンツツジ
枝モノとして近年人気のドウダンツツジ。インテリアのイメージとは異なり、植栽では荒々しい樹形のものが多いようです。
我が家の株は、JINENさんが繊細ながらも大きく枝を展開した美しい樹形を厳選して下さいました。
冒頭のシャラと共に、庭の視線の低い部分を彩ってくれています。
小広場からリビングを臨む景色
ヤマコウバシ、モミジ、エゴノキ、玄海ツツジがアーチをつくって綺麗に視線をリビングへと誘導してくれています。
JINENさんの計算された画作りに感謝です。
土間庭の夕景
今回は朝の景色でしたが、夕景はまだがらりと雰囲気を変えます。
「季節」、時間帯」、「天気」と移り行く美しさが雑木の庭の良い所のようです。
下の記事で夕景を紹介しています。宜しければご覧下さいませ。
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