今回はヒメシャリンバイの開花についてご紹介していきます。
他の種と異なり、植栽1年目からそれなりに咲いてはいました。
季節を問わず、ぽつぽつと咲く、いわゆる四季咲をしてきました。
ヒメシャリンバイの植生
葉焼けもほとんどなく、病害虫にも悩まされず、成長も年20cm程度と育てやすい植栽かと思います。
【雑木の庭】ヒメシャリンバイの実生の幼木の発芽-足元の景観の充実を目指すで書きましたが、庭のそこかしこに実生の幼木が発芽しています。
成長が緩やかで、景色を邪魔することもないので、そのまま育てていいこうとしています。
ヒメシャリンバイの開花の様子
常緑樹であるヒメシャリンバイは、季節による変化は気付きにくいかもしれません。
特に花がぽつぽつと咲き、目立った結実もない植栽1年目では、正直そんなに面白みを感じていませんでした。
しかし、2022年の記録的な猛暑で葉焼けすることもなく、2023年の記録的な酷冬でも葉が落ちてしまうことも無く、非常に安定して、隣接した樹々を日差しから守ってくれる心強い存在でした。
開花の息吹が始まる直前の2月下旬の写真を掲載します。
我が家には4株のヒメシャリンバイが植栽されていますが、陽当たりが良い方が開花が早いようで、最も開花が早かったのがこちらになります。
殆ど散ったヤブツバキ、満開を迎えたガマズミと競演できています。
とはいっても、ヒメシャリンバイはまだ6分咲程度。
同じバラ科の桜は開花から1週間程度で満開になるのに対し、こちらは2週間程度要しているようです。
満開に近い枝葉は、普段の地味な姿と打って変わって、かなり華やかになっています。
オトコヨウゾメもそうでしたが、植栽の魅力は、根付いて本領が発揮されるまでは中々分からないものですね。。
明日はガマズミ属のハクサンボクの開花をご紹介したいと思います。
因みに我が家の最後のガマズミ属のムシカリは、漸く葉が発芽に向けて動きを始めたところになります。
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