庭に勝手に生えてくる、実生の雑木については、JINENGARDENさんに相談しながら、抜くべきもの、育てて良いものを判定していっています。
その中で1年目においては実生のコナラとモミジを育てていくことにし、その成長記録をまとめています。
今回は植栽2年目の雑木の庭において、1年目には見られなかったヒメシャリンバイの「実生の幼木」について、成長速度も遅く、苔の中で育てていくと良い味が出てくるだろうとのことだったので、成長をご紹介していくことにしました。
前置き – 実生の雑木の管理の振り返り
以前の記事に書いた様に一般的には、鳥によって運ばれてきた実生の雑木は、全て抜いてしまうそうです。成長速度が早い樹種が多く管理が大変になることや、作庭時に意図された景観を壊しやすいことがその理由です。
しかし、我が家のように造園の専門家の方と相談しながらであれば、実生の雑木も園芸の一部として楽しんでいくことは可能ではないかというのが、2023年現在の考えです。
ヒメシャリンバイとは?
【雑木の庭】エゴノキのひこばえ、落葉樹と常緑樹のコントラストが美しいリビング部東の紹介をはじめ、我が家の庭には5株ほど植えられています。
潮風や排ガス等の過酷な環境にも強く、成長速度が緩やかな為、生垣のように密植されることも多い。
雑木の庭では
・日向にも強いため、高木の幹を守る低木として
・常緑樹である為、全体の緑のバランスとして
使用できる。
実生のヒメシャリンバイの発見
【雑木の庭】初冬の庭必須の手入れ – 雑草、下草、落ち葉、実生の雑木の管理についてにて、落ち葉拾いを実施したら、ヒメシャリンバイの根本付近に幼木を発見しました。
写真には3株しか写っていませんが、全部で4株確認できています。
JINENさんにご相談したところ、ヒメシャリンバイは成長が非常に緩やかで、苔から顔を出すように育てると可愛いらしいです。
ので、【雑木の庭】苔庭への道のり、手抜きまき苔DIYから4週間で定着可能か結論付ける!!の記事の様に、次の梅雨シーズンごろに再びまき苔を実施し、この幼木を育てていこうと決めました。
春先に、背の低い位置で花を咲かせるのが楽しみです。
実生のヒメシャリンバイの成長記録は中々見たことが無いので、本ブログにて情報提供をしてきけたらいいなと思っています。
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