今回は、寒くなったら必ず枯れるコゴミや、繁殖力が強すぎるツワブキなど、雑木の庭の景観を保つための、冬の始まりならではお手入れ事項をご紹介します。
枯れたコゴミの回収
コゴミは冬になると必ず枯れてしまうようです。
枯れてしまった株は、ベニシダよりは脆くて風化が早そうです。。
が、やはり景観が良くないので、早めに剪定して回収した方が良さそうです。
春になると勝手に新芽をどんどん出して増えていきます。
水が足りないと直ぐに葉が枯れてしまうので、ご注意ください。
枯れたベニシダの剪定
【雑木の庭】下草の王様!?1年育てて分かったベニシダの知られざる魅力を徹底解説で書いた様に、ベニシダは1年中胞子を拡散させ、どんどん増えていきます。
なので、陽を強く受けて枯れてしまった株はどんどん剪定してしまっても大丈夫です。
剪定せずに置くと、枯れた株が風化せずにずっと残り続けて景観が悪くなります。
ベニシダは枯れていてもかなり丈夫なので、ハサミを使わないと剪定は難しいのでお気を付けください。
枯れたツワブキの花の摘み取り
2022年は12月の頭から3週間程咲いてくれました。
繁殖力が非常に旺盛で勝手にどんどん増えていきます。
JINENさんによると、
「放置しておくと、庭がツワブキだらけになってしまう」
とのことです。
花が終わった直後に、茎を切ってしまえば、繁殖を防げるそうなので、摘み取ることにしました。
落ち葉の回収
落葉樹から旺盛に発生した落ち葉たちです。
窒素分の循環として、土の上で風化させても良いのですが。。
我が家の庭は、【雑木の庭】苔庭への道のり、手抜きまき苔DIYから4週間で定着可能か結論付ける!!に書いた様に、地表のかなりの面積を苔でマルチングしてしまっています。
苔の上に落ち葉があると、苔の光合成を妨げてしまうので、回収することにしました。
前回【雑木の庭】秋の庭仕事、どんぐり・落葉拾い、雑草管理の必然性と4つのコツで書いた時から、2か月振りの落ち葉拾いです。
冬の風が強いせいか、涸沢に多くが堆積しています。
雑草を抜く
【雑木の庭】雑草管理の3つの工夫とそれでも直ぐに抜くべき雑草10選で書いた、直ぐに抜くべきタンポポとスズメノカタビラが目立っていました。
タンポポ
タンポポは春夏秋冬いつでも発生するようです。
見た目が良くないので、発生後すぐに抜きたいところですが、ある程度大きくなってからの方が根から抜きやすくもあります。
スズメノカタビラ
夏程の存在感がなかったので、気付くのに遅れてしまいました。
60㎝程度まで成長してしまっており、抜きました。
実生の植物
【雑木の庭】勝手に生えてきた実生の雑木11種と管理の考え方について(抜く抜かない)でも書きましたが、庭では勝手に実生の雑木が生えてきます。
春先に最も多いのですが、今年は冬から結構な数を見かけます。
鳥が良く遊びに来ているせいでしょうか?
実生の雑木は、よっぽど抜いた方が良いらしいです。
現在の大きさでは、グーグルレンズでも樹種がまだ判定できないので、もう少し大きくなってから判定して、判断しようと思っています。
お手入れの所要時間
結局庭の一通りの落ち葉を拾うまで7時間かかりました。
ゴミ袋は45Lが5袋。
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