雑木の庭

植栽二年目のアオキは、教科書の開花期から大きく外れた真冬に開花を魅せています。どの植生が正しいとかではなく、これも現実を表す多様性の一環なのかもと、楽しめるのが雑木の庭のような気がしてきました。

病害虫も少なく、特別な剪定や水やり、施肥も必要が無く、美味しい実がなる人気の植栽のヤマモモ。一度枯れても、切株から自然に復活して成長していく様子をご紹介します。

造園時のいくつかの仕掛けにより、1年で立体的な苔の造形物が形成される様子を紹介。苔によって緑化部分とそれ以外の境界があいまいになり、懐かしい雑木の景色が形成されていきます。

植栽2年目となり、雑木の庭内の植物による実生が初めて芽生え始めました。背の低い位置で開花をしてくれる貴重な低木として、このヒメシャリンバイを育てる成長記録をお届けしていきます。

JINENさんが熊本まで行って選んできた、樹形の良い落葉樹達。落葉後の景観と、植栽一年目には見られなかった旺盛な冬芽の成長をご紹介します。

2年目以降の雑木の庭において、杜感を一層感じられる庭にどうやって成長していくか？をコナラやモミジの1年間の成長の実体験を元に考えてみたい人にお勧めの記事になります。

寒くなったら必ず枯れるコゴミや、繁殖力が強すぎるツワブキなど、雑木の庭の景観を保つための、冬の始まりならではお手入れ事項をご紹介します。