本ブログでは、「設計事務所」「工務店」「造園家」三者による家づくりの経緯や暮らし方含めて情報提供していきます。
我が家は3者の方々の協業により、建築と庭の調和を評価するユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞することができました。
初めての方は【家づくり】ユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞した建築と庭が一体の土間庭の家を紹介!!の記事からご覧下さいませ。
今まで初春、春、初夏の花として、3月~5月に咲いた植栽達を紹介してきました。
しかし雑木の庭と生活する以前は、殆どの樹が開花することも知らず、季節の移り変わりを樹木からそれ程感じ取れていなかったように思います。
そして、花が咲いた後には、当然のように実をつけるということも漸く最近気が付きました。
ということで今回は、花が散った後の庭の愉しみ、結実から熟すまでの山桜をご紹介していきたいと思います。
山桜の実
・黒く熟すと若干の甘味はあるが、人が食べる程美味しくない
・結実期は緑色でその後赤色に染まり、黒く熟す
・熟した実は柔らかく、鳥が食べて種が零れ落ちる
・ソメイヨシノと異なり、山桜は実生でも育つ
・アカゲラ、アオゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミなどの餌になる
2023年山桜が満開を迎えたのは3月下旬の頃でした。
あれからまだ2か月しか経っていませんが、写真を見返したら華やかさに打たれ、懐かしくなってきました。【雑木の庭】清明の1週前、山桜が満開を迎えました
開花していた頃は多くのアシナガバチが群がっていましたが、そのお陰か上手く受粉したようで、4月10日には実をつけはじめていました。
4月中旬、少しだけ実が大きくなりほんのり赤味を帯び始めたものも。
4月下旬になると、人目でもそれらしい実の形まで成長し、1/3ほど赤く染まり始めています。
5月、GWも終わろうとする頃、よく見るサクランボのように実が赤くなりました。
そろそろ地面に落ちるか、鳥たちの餌になりそうです。
実のあとの山桜の見頃
山桜は11月頃の紅葉もとても綺麗なのですが、夏以降の日差しで葉焼けに遭い易く、紅葉前に落葉しがちです。
今年は葉水を小まめにやるなど対策し、また秋に紅葉を紹介できるようにしていきたいと思っています。
コメント