今まで初春、春、初夏の花として、3月~5月に咲いた植栽達を紹介してきました。
しかし雑木の庭と生活する以前は、殆どの樹が開花することも知らず、季節の移り変わりを樹木からそれ程感じ取れていなかったように思います。
そして、花が咲いた後には、当然のように実をつけるということも漸く最近気が付きました。
ということで今回は、花が散った後の庭の愉しみ、結実から熟すまでの山桜をご紹介していきたいと思います。
山桜の実
2023年山桜が満開を迎えたのは3月下旬の頃でした。
あれからまだ2か月しか経っていませんが、写真を見返したら華やかさに打たれ、懐かしくなってきました。【雑木の庭】清明の1週前、山桜が満開を迎えました
開花していた頃は多くのアシナガバチが群がっていましたが、そのお陰か上手く受粉したようで、4月10日には実をつけはじめていました。
4月中旬、少しだけ実が大きくなりほんのり赤味を帯び始めたものも。
4月下旬になると、人目でもそれらしい実の形まで成長し、1/3ほど赤く染まり始めています。
5月、GWも終わろうとする頃、よく見るサクランボのように実が赤くなりました。
そろそろ地面に落ちるか、鳥たちの餌になりそうです。
実のあとの山桜の見頃
山桜は11月頃の紅葉もとても綺麗なのですが、夏以降の日差しで葉焼けに遭い易く、紅葉前に落葉しがちです。
今年は葉水を小まめにやるなど対策し、また秋に紅葉を紹介できるようにしていきたいと思っています。
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