【雑木の庭】エゴノキ、オトコヨウゾメの実の特徴、誘鳥種や味、鑑賞価値など

樹種毎の特徴や成長記録
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ブログ紹介

本ブログでは、「設計事務所」「工務店」「造園家」三者による家づくりの経緯や暮らし方含めて情報提供していきます。
我が家は3者の方々の協業により、建築と庭の調和を評価するユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞することができました。

初めての方は【家づくり】ユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞した建築と庭が一体の土間庭の家を紹介!!の記事からご覧下さいませ。

今回も植物と共に暮らす楽しみである「実の鑑賞や誘鳥」シリーズとして、エゴノキやオトコヨウゾメの実についてご紹介していきます。

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エゴノキ

誘鳥種

・ヤマガラ(9月頃、エゴノキから実が無くなるまで、1日10個程貯食していく)
・キジバト
・シジュウカラ

・エゴサポニンという毒があり、苦くてエグみが凄い
・食用にはならず、鳥でさえヤマガラしか殆ど食べない
 (実の中身の種には毒が無く、ヤマガラは種を食べる)
・水につけると泡立つので、昔は石鹸として使用された

鑑賞価値

・実が1㎝以上と比較的大きく、果樹のように沢山ぶら下がる様は観賞価値がある

5月初旬に初夏の主役として咲き乱れたエゴノキ。
花の季節は多くのミツバチやクマバチを喜ばせていました。

メジロやヒヨドリ等が蜜を吸いに来ないのは、実が不味いトラウマからでしょうか?

開花からひと月すると、実が目立ち始めました。

6月中旬になると、実は1㎝以上になり、果樹のような実りの景色を魅せてくれています。
この見た目からは、えぐみが強い、不味い実だということは分かりません。

虫除けの為に毒を含んでいるようですが、昨年と異なり、多くの実りを迎えた今年は、蛾の食害から免れることはできるのでしょうか?

9月になると、ヤマガラが殆ど全て実を持って行ってしまうらしいので、バードウォッチングに勤しみ、その様子ご紹介していきたいと思います。

オトコヨウゾメ

誘鳥種

・9月頃から鳥が好みそうな赤い実になるが、あまり鳥が食べている情報はない
・とはいえ昨年は、何回か鳥が来ていた気がするので、今後要確認

・同じガマズミ属のガマズミの実とは異なり、渋くて酸っぱい味で生食できない
・ジャムや果実酒にはできる

鑑賞価値

・如何にも鳥が好みそうな赤い実が美しく、鑑賞価値がある

4月初句から中旬まで咲き乱れたオトコヨウゾメ
桜の後の春の主役にもなれる美しい咲きぶりを魅せてくれました。

開花から二月後、6月中旬にて実が大きくなり始めました。
まだ緑なので目立ちませんが、秋には赤くなってきます。

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